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2015年12月25日金曜日

米中冷戦における日本(第1回~要約集)  余命ブログ以外の分析

「余命まとめ目次」 http://yomeinomatome.blogspot.jp/2015/11/blog-post_98.html



これまで、「簡単まとめ」、「要約」、「元記事」の3つを、各回毎に1つにまとめていました。
しかし、重複部分が多くて分かりにくいので、「要約」を抜き取って要約集に移動させました。
(「簡単まとめ」と「元記事」は、これまで通り各回毎にまとめてあります。)



以下、要約集

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米中冷戦における日本(1):序論
 
「ワイルドインベスターズ ブログ 「それを教えちゃマズイだろ!」」様
2012年8月23日記事「米中冷戦における日本(1):序論」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-1108.html



・韓国・李明博大統領、竹島上陸、天皇陛下謝罪要求。これらは李明博大統領だけが突然思いついたものではない、背景から必然的に起こったもの

1.戦後からずっと続く韓国の反日政策
2.米国から覇権を奪おうとする中国の帝国主義
3.それらの国を支援し増長させた日本の外交オンチ
4.すべての背景となる地政学と歴史

・韓国はずっと日本に対して敵対行動を取っている
・ボケた日本人が、ずっと韓国を友達だと勘違いして支援を続けていただけ
 

・今回は、日韓関係を皮切りとして覇権を巡る米中冷戦について再考

・再考にあたって大事なのは、地政学的にも歴史的にも普遍なパワーバランス

・中韓朝などの中華文明圏とどう付き合えば良いのか、いつ支援していつ距離を置くのかタイミングを計ることが重要
・中韓を滅亡させろと言っているのではない



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米中冷戦における日本(2):地政学的に恵まれた日本
 
「ワイルドインベスターズ ブログ 「それを教えちゃマズイだろ!」」様
2012年8月24日記事「米中冷戦における日本(2):地政学的に恵まれた日本」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-1108.html



1.各種 [大前提] のまとめ

最近の情勢を考えるには、歴史を踏まえる必要がある歴史には、それを決定付けることになった地理的条件がある
そこで、「東アジアの地政学」

[大前提1] 世界の覇権は海上覇権
[大前提2] 島国有利の法則
[大前提3] 侵略しにくい他文明との距離・稠密な人口
[大前提4] 日本は東アジアの関所
[大前提5] 水や自然に恵まれる



1-1.[大前提1] 世界の覇権は海上覇権

・大航海時代以降、世界の覇権国家は海の覇権国家
 (大航海時代以前は、陸上交通の要衝を押さえた国が有利)
・航海技術の発達とともに「海の道」開拓
・エネルギーを消費する陸上輸送に比べ、船を使った海上輸送はコストがはるかに安い
・地続きでない国とも交易可能で、大陸間の「裁定取引」が可能
・海の覇権国家は巨額の利益を得て世界の覇権国家となった
・貿易で利益を得るには安全な海上交通が必要
・現在は、空の覇権を取った国が軍事的に最強だが、それも海上交通の安全を守るために必要なもの
・どのみち、米国が航空・宇宙・海洋において最強の覇権国家であることに変わりはない

信濃注:
wikipedia-裁定取引
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%81%E5%AE%9A%E5%8F%96%E5%BC%95
 裁定取引(アービトラージ, Arbitrage)とは、金利差や価格差を利用して売買し利鞘(りざや)を稼ぐ取引のこと。サヤ取り(鞘取り)ともいう。
 通常「裁定」とは、A、B、Cから一者を選定する際に選挙や抽選ではなくABC以外の権威者の指名によって決することをいうが、裁定取引はこの「裁定」とは関係がない。
(信濃注、以上)



1-2.[大前提2] 島国有利の法則

中間まとめ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・島国は結果的に文民統制しやすい国になる
…陸海空の戦力バランスより
…島国は、陸上戦力に力を割く必要がそれほどない
…人数が多く、ともすれば国内圧政に使われる陸軍がダントツの力を持ちにくい

・海洋国家は、知的産業や戦争で有利な位置にいる
…科学技術が発達しやすい環境(海空の戦いは装備・戦略で決着)
…金融が発達しやすい環境(貿易・投資の必要性)

・ちなみに米も海洋国家

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覇権を握るための要素

・覇権を握るには他国が邪魔しにくい海へのアクセスが必要(理想的には島国が良い)

・覇権を握るにあたって、陸の戦いは占領のための人数が必要で、攻めるも守るもコストが高く、多くの民間人が巻き添えになる(その点で島国は楽)



海洋国家と大陸国家の戦力バランス

・戦力バランス1: 島国の戦争は、海空で軍隊が負けたら終わり
…露のように千万単位の死者を出す前に、負けたことがはっきりわかる
…さっさと敗北を認めることで再起を図ることができる

・戦力バランス2: 海空の戦いは装備・戦略で決着

・戦力バランス3: 島国は、陸上戦力に力を割く必要がそれほどない
…人数が多く、ともすれば国内圧政に使われる陸軍がダントツの力を持ちにくい



海洋国家が直面する環境

・海洋国家は科学技術が発達しやすい環境
…海洋国家はロジカルでなくてはならない(海空の戦いは装備・戦略で決着)
…大陸国家は脳ミソ筋肉になりがち

・海洋国家(都市)は金融が発達
…貿易・投資の必要性から発達
…ロンドン・ニューヨークは言うまでもない
…鎖国時代の日本でさえ先物取引を生み出した
…今でもメジャー金融センターは海洋国家あるいは海上交易都市
…その結果、情報産業が発達して戦費調達がしやすくなる

・ちなみに米も海洋国家
…米はカナダやメキシコと国境を接しているが、ともに大きな脅威ではない
…従って、大陸の有利さと島国の有利さを持ち合わせている



1-3.[大前提3] 侵略しにくい他文明との距離・稠密な人口

中間まとめ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・日本はアジア大陸(他文明)と程よい距離にある
…平時には大陸から文明を吸収、そうでなければ列島に引きこもれる

・日本は欧州(他文明)から最も遠い場所
…欧州の大航海時代、日本到達は大旅行
…大軍を送ったら本国が他の列強にやられてしまう可能性があった

・欧州の大航海時代は日本の戦国時代
…大航海の末に辿り着いた日本には、戦国時代の超リアリスト武将たちが世界最多の鉄砲を構えて待っていた
…宗教を使って手なづけようともしたが、超リアリスト武将どもがすかさず弾圧

・これらの幸運も手伝って、日本は欧州の植民地にされることなく独立を保つことができた

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日本とアジア大陸(他文明)との距離

・平時には大陸から文明を吸収し、そうでなければ列島に引きこもれる、都合の良い距離
…独自の文明が根底から破壊されることなく続いてきた
…同条件の国はイギリス

・もっと大陸から離れていたら、中華文明から様々なものを学ぶことはできなかっただろう
…学べていなければ、ある日突然、優れた西洋文明と対決することになったかもしれない
 (南洋の島々のように)

・大陸と地続きだったら、中華文明や東方正教会文明(露文明)に影響されまくっただろう
…朝鮮半島のように影響されまくっただろう
…中華文明が苦しめられた北方異民族から何度も侵入されたに違いない



日本と欧州(他文明)との距離

・欧州諸国とは最も遠い場所
…大航海時代にブイブイ言わせていた欧州諸国から遠かったのは幸運なこと
…オーストラリアやニュージーランドよりも遠い
…地球を半周以上するぐらいの航海が必要

・大航海時代の当時、現在の最短航路は使えない
…北極海航路は使えない
…パナマ運河がなかったので、南米マゼラン海峡を通る(でも危なくてしょうがない)
…スエズ運河がなかったので、アフリカ最南端の喜望峰経由だと26,800km(地球5/8周以上)
…しかも、寒暖の差や季節逆転・再逆転、海賊や風土病と戦いながらの大旅行



欧州・大航海時代の日本

・大航海の末に辿り着いた日本には、戦国時代の超リアリスト武将たちが世界最多の鉄砲を構えて待っていた
…この「極東の土人」には、ポルトガルから買った火縄銃を自国生産する能力があった
…日本国内で争ううちに、鎖国さえ可能な大軍事国家になっていた
…宗教を使って手なづけようともしたが、超リアリスト武将どもがすかさず弾圧

・人口が少ない北米・南米・ニュージーランド・オーストラリアであれば、武器・疫病・権謀でたやすく原住民を「駆逐」できた

・当時の欧州は、中国・インドのように人口が多い国を支配することはまだ難しかった
 (産業革命で大差がつくまで植民地化は難しかった)

・戦国時代明けの日本は、人口が多く、火力で圧倒し、かつマキャベリも真っ青の謀略国家だった
…欧州から援軍を送りたいところでも、日本は遠すぎる
…大軍を送ったら本国が他の列強にやられてしまう可能性があった

・これらの幸運も手伝って、日本は欧州の植民地にされることなく独立を保つことができた



1-4.[大前提4] 日本は東アジアの関所 

中間まとめ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・地政学には「チョークポイント」という言葉がある
…「チョークポイント」とは、特に海上交通で通らねばならない要衝のこと

・世界的に重要なチョークポイントの例
…パナマ運河(中米・パナマ、太平洋とカリブ海・大西洋を結ぶ、かつては米支配)
…スエズ運河(中東・エジプト、地中海と紅海を結ぶ、かつては英支配)
…ジブラルタル海峡(地中海の大西洋側出入口、現在でも英軍・スペイン軍が駐屯)

・日本のチョークポイント
…日米中露韓朝にとって重要な、東アジアのローカルなチョークポイント
…宗谷海峡、津軽海峡、対馬海峡、大隅海峡、宮古海峡など
…日本列島は、中露に対して嫌がらせのように海上交通を邪魔している
…中露韓朝にとっては、海に出入りする道にことごとく関所を設けられているようなもの
…米にとっては、日米豪の三角形で太平洋を内海にできる
…米は、中露を封じ込める意味でも、日本列島や沖縄・台湾を手放すわけには行かない

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チョークポイント

・地政学には「チョークポイント」という言葉がある
・「チョークポイント」とは、特に海上交通で通らねばならない要衝のこと
・日本列島は、中露に対して嫌がらせのように海上交通を邪魔している

(←クリックで拡大) 

世界の重要なチョークポイント

・世界的に重要なチョークポイントの例
…パナマ運河(中米・パナマ、太平洋とカリブ海・大西洋を結ぶ、かつては米支配)
…スエズ運河(中東・エジプト、地中海と紅海を結ぶ、かつては英支配)
…ジブラルタル海峡(地中海の大西洋側出入口、現在でも英軍・スペイン軍が駐屯)

・世界的に重要なチョークポイントであれば、かつてのパナマ運河、スエズ運河、現在のジブラルタルのようにおそらく英米は直接統治に乗り出しただろう



日本のチョークポイント(日米中露韓朝にとって重要なローカルのチョークポイント)

・幸運なことに、日本が持つ宗谷海峡、津軽海峡、対馬海峡、大隅海峡、宮古海峡などは、東アジアのローカルなチョークポイント

・日本列島は、中露に対して嫌がらせのように海上交通を邪魔している

・中露韓朝にとっては、海に出入りする道にことごとく関所を設けられているようなもの
…自由に通行できれば良いが、好奇心旺盛で、ときに武闘派な日本人がいてままならない。
…日本人の数が少なければ何とかなりそうだが、米を栽培して人口稠密の上に、魚や野菜を食べて温泉につかるご長寿民族なのでなかなか数が減らない。
…日本には、氷河期ですら暖流と温泉に守られて人がそれなりに居たという。

・米にとっては、日米豪の三角形で太平洋を内海にできる
…中露を封じ込める意味でも、日本列島や沖縄・台湾を手放すわけには行かない



信濃注:

wikipedia-パナマ運河
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%8A%E3%83%9E%E9%81%8B%E6%B2%B3
 パナマ運河とは、パナマ共和国のパナマ地峡を開削して太平洋とカリブ海を結んでいる閘門式運河である。
概説
 パナマ運河の規模は、全長約80キロ・メートル、最小幅91メートル、最大幅200メートル、深さは一番浅い場所で12.5メートルである。マゼラン海峡(南米大陸南端)やドレーク海峡(南米大陸・ホーン岬と南極大陸との間)を回り込まずにアメリカ大陸東海岸と西海岸を海運で行き来できる。
 1914年に開通。長らくアメリカによる管理が続いてきたが、1999年12月31日正午をもってパナマに完全返還された。現在はパナマ運河庁 (ACP) が管理している。
 2002年の実績によれば、年間通航船舶数は13,185隻。通航総貨物量は1億8782万トン(いずれもパナマ運河庁調べ)。

wikipedia-スエズ運河
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A8%E3%82%BA%E9%81%8B%E6%B2%B3
 1869年11月開通。本運河のためにアフリカ大陸を回りこまずにヨーロッパとアジアを海運で連結することができる。
 建設当初のスエズ運河は全長164キロ・メートル(102マイル)、深さ8メートル(26フィート)だったが、その後何度かの拡張工事を受け、2010年段階では全長193.30キロ・メートル(120.11マイル)、深さ24メートル(79フィート)、幅205メートル(673フィート)となった。
 スエズ運河は南北どちらかの一方通行で運営され、船のすれ違いはバッラ・バイパス (Ballah By-Pass) やグレートビター湖など4ヶ所で可能である。
 運河はエジプト政府が直轄するスエズ運河庁(英語版)(SCA)が所有運営している。しかし、国際協定における規定も存在し、1888年のコンスタンチノープル協定では紛争時を除き航行の自由が保障されたが、「有事の際も平時同様、軍事目的の船舶であっても、所属国の如何を問わず」航行が認められるという解釈もなされている。

wikipedia-ジブラルタル海峡
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%AB%E6%B5%B7%E5%B3%A1
 ジブラルタル海峡は、ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸を隔てる海峡。北はイベリア半島のスペインおよびイギリス領ジブラルタル、南はモロッコであり、西の大西洋と東の地中海をつなぐ出入り口としても軍事上・海上交通上、きわめて重要な位置を占めてきた。
 幅は、イベリア半島最南端のタリファ岬〜モロッコのアルカサル・エ・セリル間が最も狭く14キロメートル、西端のトラファルガー岬〜スパルテル岬の間が最も広く45キロメートルとなる。水深はスパルテル岬沖が最も浅く345メートル、ジブラルタル〜セウタ間が最も深く942メートルとなる。西から東へ毎時4キロメートルの表面潮流があり、塩分濃度の濃い反対流が下層にある。
 地中海側の両岸の岩山は、古代より「ヘラクレスの柱」として知られてきた。ゲルマン民族の大移動、ハンニバルの侵攻、ウマイヤ朝の支配、イギリスの植民地化等、古来から戦略的に重要な位置づけにあった。
 現在、北岸のジブラルタルにはイギリス軍が、南岸のセウタにはスペイン軍が駐屯し、それぞれは軍港として機能している。

(信濃注、以上)



1-5.[大前提5] 水や自然に恵まれる  

・日本は、上述の絶妙なポジショニングに加え、水や自然に恵まれている
…高い山は豊かな雨や雪を降らせ、砂漠化や塩害とは無縁
…豊かな山林が海を潤し、世界三大漁場のひとつを独占
…山と川が国土を適度に分断し、地方色の豊かさと健全な競争をもたらしている
…活発な造山活動からは温泉・地熱・農業に必要な養分などの恩恵を与えられる
…台風、洪水、地震、噴火などの災害とひきかえに、人と自然が共存する環境が整っている



2.日本の強みと弱み

・日本は、英の島国的有利さと、欧州大陸の多様性を兼ね備えた国土

・様々な違いはあっても、最後は万世一系の天皇陛下のもとにまとまることもその強さの源

・日本の弱点
…1.石油などの戦争用エネルギーが少ないこと
…2.戦略的縦深性に乏しいこと
…従って、シーレーン(海の道)を確保しないと発展できない

信濃注:縦深
軍隊で、最前線から後方に至るまでの縦の線。「-陣地」
(以上)

・日本は、国内ですべて賄える米にはかなわないが、それ以外は何でも揃っている「地上のプチ楽園」と呼べるだろう



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米中冷戦における日本(3):中華文明が進歩しない理由

「ワイルドインベスターズ ブログ 「それを教えちゃマズイだろ!」」様
2012年8月27日記事「米中冷戦における日本(3):中華文明が進歩しない理由」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/3-5770.html



1.地理的条件

・地理や自然に恵まれた日本に対し、他の東アジア諸国は厳しい条件にさらされている

・特に中国北部は比較的平坦な地形で、外敵を防ぐものは何もない
…油断していると「馬に乗ったモンゴル人」や「戦車に乗ったロシア人」に襲われる
 (危なくてしょうがない)
…そんな環境で育つと、自分の家を守るためにできるだけ庭を広げようとする
…つまり他国を侵略して、安全圏を広げたがる

・広い領土で多くの民族を支配するには、どうしても「圧政」になりがち
…政府に対する不満は収まらない
…不満を外に向けるために外に敵を作る
…引っ込みがつかなくなって本当に侵略する
…殺るか殺られるかの戦いを続けるうちに、最後は自分の力を超えたレベルにまで国境を広げてしまう
…最後は分裂して血みどろの殺し合い、それが大陸国家の宿命



2.中華思想の発生

・中国は昔から北方騎馬民族やチベット高原などの異民族の侵略と戦ってきた
…たとえ異民族に占領されても、長い時間をかけて彼らを融合し、文化的に呑み込んできた
…民族がほとんど入れ替わっても支那は支那、その意味では非常に懐の深い地域

・中国大陸は、最も古く農耕が始まった地域のひとつ
・中国大陸は、長い間、世界の最先端を走っていた
…その中で「中国は世界の中心である。周辺国はそれに従うべし」と考える中華思想が生まれた
 (生まれたのは、それほどおかしなことではない)

・中国は、文明の歴史と厚みにおいて、周辺国と圧倒的な格差があった
…日本が文字や社会制度を学んだことからもわかる



3.朱子学の発生

・中国は、南宋で朱子学が生まれたあたりから様子がおかしくなってくる
…南宋は国力が弱かった
…南宋は、世界の中心のはずである中華がなぜこれほど惨めなのかという疑問に答えつつ、社会秩序を維持しなければならなかった

・朱子学は、「この世に秩序を与える『理』というものがあり、修練によってそれを把握することで社会秩序を維持することが出来る」という理論で個人と社会を関連付けた
・朱子学の思想体系は、「親と子」、「君主と家臣」などの関係を絶対的なものとし、支配者にとって都合の良いもの
…明の時代には、科挙に唯一必要な国家教学となって浸透
…朝鮮に入って仏教に取って代わり、琉球や日本にも入って大きな影響を与えた

・朱子学は、強い愛国心や権威に対する忠誠心を生み社会を安定させた
・朱子学は、副作用として、排他的で他民族を見下す傾向を強めた
…他の優れた文明や人物を見ても「道徳的には自分のほうが上」で済ませてしまうので、反省して進歩することがない
…「私には徳がある。なぜなら偉いからだ。偉いのだからすべて私の言うことに従いなさい。逆らってはいけません」というようなロジック(?)なので、話をしても埒があかない
…何か悪いことがあれば、外国人や「目下の者」の責任となる
…何か悪いことがあっても、上の者は責任を問われることはなく、何度も同じ間違いを繰り返す
…そもそも、下のものが上のものに質問したり、意見を言うなどあってはならない
…大惨事が起こっても、上に立つ人間に解決する気はない、「おまえが悪い。俺は正しい」 と繰り返すばかり

・朱子学の強い影響下にある彼ら(中華文明、中国・朝鮮)は、情報公開・ディスカッション・法律や条約による解決といったものを非常に嫌がる
…自分の「意見」を繰り返すだけで、相手の言い分や証拠と比べて確かめようとしない
…「なぜ徳の高い自分が、道徳的に下であるお前の評価を受けなくてはならないのか?」、最初からそんな気持ちなので、話し合いが通じない

・朝鮮半島は「小中華思想」(小中華)と呼ばれている
…朱子学の傾向は、朝鮮半島で純化され、極端に強い
…本家である支那大陸もたいがい厄介だが、それでもまだ話し合う余地があったりする

・日本人も多かれ少なかれ、朱子学の副作用から無縁ではいられない
…日本も朱子学の影響を大きく受けたが、もとから辺境だったので「オレ様度」が低く、副作用が少なかったのかもしれない
…日本でも、時代や集団によってはかなり近い人たちがいる
 (密約が好きだったり、ビデオを隠しちゃったりするような人々)



信濃注:

 「ビデオを隠しちゃったりするような人々」とは、2012年8月27日出稿記事ということを考えると、尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件に対応した民主党のことだと思います。ちょうど出稿の時期に、尖閣諸島の国有化が話題になっています。

関連年表
2010年9月7日 尖閣諸島、中国漁船衝突事件
  ・嫌中化の契機
  ・9月24日、中国人船長を処分保留で釈放
  ・11月4日、漁船衝突時の映像流出
  ・2012年9月10日、尖閣諸島国有化を閣議決定(翌11日購入)

(信濃注、以上)



4.朱子学の浸透と中華文明の衰退

・中華思想と朱子学が「ミックス」された結果、様々な弊害が生まれた
…体を動かしたり実際に働く人は「身分が下」と思われるため、技術者が育たない
…国策で鍛えられ、保護された産業はそれなりに大きいが、技術は基本パクリで自前のブランドが育たない
…スポーツにおいても同じ、国策で鍛えられたスポーツエリートは良い成績を取るが、西洋や日本のように国民が草の根でスポーツを楽しむ文化はない
 (そもそも授業に体育がないとか、学校にプールがないといったありさま)
…また聞いた話では韓国の陸上記録は日本のジュニアレベルだそうな
…日韓のスポーツの実力差は、遺伝的なものではなく、「体を動かす人間は格下」という文化的なものから来るのではないか(鍛えたら普通に強いのだから)

・朱子学が思想として浸透した時期と、中華文明が没落してゆく時期はほぼ重なる
…中華文明が衰退したから朱子学が重宝されたのか、朱子学が流行したから中華文明が衰退したのか、その因果はわからない
…朱子学がなくても、航海技術の発達などで中華文明の衰退は不可避だったかもしれない

・中国・朝鮮に日本と全く違う社会が出来上がった、その要因
…周囲が敵だらけという大陸国家の宿命
…朱子学が捻じ曲がって、「俺ってばいつでも絶対的に正しいもんね~。たとえ相手が強くて金持ちでみんなに尊敬されていても、道徳的には俺のほうが上。それは変えられない宇宙の真理」という思想が蔓延

・日本と全く違う社会とは
…「ボスと奴隷と、あとは敵」という人間関係
…弱い相手には「脅し」、強い相手には「友達のふり」と「泣き落とし」という単純な交渉術

・彼ら(中華文明、中国・朝鮮)の人間関係を見ていると、どうやら「友人」「同好の士」といった水平の人間関係は希薄なようだ
…初対面でも学歴や肩書きで序列をつけたがる
…すると自分サイドにいる人間には、絶対服従すべきボスと、どんな無理を押し付けても平気な奴隷がいるということになる
…日本人のようにニコニコ笑って自慢しない人間は、すぐに奴隷だと思われる

・彼ら(中華文明、中国・朝鮮)の中では「謙虚さ」と「弱さ」の区別がつかない
…だからムチャクチャな要求をしてきて、断られると「格下に恥をかかされた」と感じて烈火のごとく怒る
…奴隷にどれぐらいひどい事ができるかというのも、強さの証明

・彼ら(中華文明、中国・朝鮮)にとっては、味方以外はすべて憎むべき敵
…「中国人がもっとも信用していないのは、中国人」という言葉もあるように、同族同士で信用していない

・彼ら(中華文明、中国・朝鮮)は、弱い敵に対しては奴隷と同じ扱いで済ませる
…チベット・ウイグル・内モンゴルその他少数民族のように、どんだけ殺してもお構いナシ
…最近は力をつけてきたので、南沙・西沙・尖閣など周辺国の領土を切り取りにかかっている

・彼ら(中華文明、中国・朝鮮)は、強い相手には敬意を払うが、無抵抗の者や女子供老人に対しては容赦ない

・今の中華文明に対して平和反戦主義など自殺行為
…「皆殺しにしてくれ」と頼んでいるようなもの

・彼ら(中華文明、中国・朝鮮)が頭を使い悩むのは、強い敵に対してのみ
…本当は自分のほうが道徳的に上なんだけど、こいつに逆らったら殺されそうだよなーと感じたとき、ちょっとだけ頭を使う
…第一は友達のふり、「我々は友達です。 だからお互いのため(ホントは俺のため)援助してください」
…第二は泣き落とし、 「我々は途上国で、かわいそうな被害者なんですよ。だから援助してください」

・「友達のふり」では、あらゆる国が裏切られている
…1954年には、インドのネルー首相と周恩来が会談し平和五原則を発表した。インドを油断させておいて軍備を整え、キューバ危機のどさくさをついて中印国境紛争で領土を奪い取った(1962)。インドはこの反省を生かし、核開発を始めた。
…日本も国交正常化以来、「友達のふり」と「泣き落とし」でさんざん援助した。しかし、返ってきたのは反日教育や他国への悪質なプロパガンダだけだった。いまや彼らは力関係が逆転したと確信し、日本に対しては恫喝以外の交渉術を使わない。
…アメリカは、冷戦時代にソ連と対抗する上で、中国を自由主義陣営に引き込んだ。その後は、中国本土からアメリカへの留学生や移民が増えたが、何度もスパイ事件を起こして捕まっている。中国としては、日本を悪者に仕立て上げてアメリカの目くらましをし、その間に日本からオーストラリアまで自分のものにする魂胆。

・我々の社会には、「対等な友人」のように優劣をつける必要がない関係がある
…「趣味だけのつき合い」「関わりないけど無害な人」など、敵でも味方でもない人がいる

・しかし、どうも中国や朝鮮半島では、優劣や敵味方をはっきりさせないと居心地が悪いようだ
…担当者が変わるたび、あるいは会うたびにその「序列確認の儀式」は行われる
…「上の言うことが絶対」であれば、その序列がコミュニケーションの方法や解決策を決定付けると言って過言ではない


・彼ら(中華文明、中国・朝鮮)の中には「公正・公平」という概念がないようだ
…身内とよそ者が争った場合、嘘をついてでも身内の味方をしなければならい
…そうしないと「情のない」「頼りにならない」「もはや敵」と見なされて、評価が下がるようだ
…スポーツの審判から裁判官、事務総長まで徹底した身内びいき
…権力を握れば身内を昇進させ、それ以外は能力があっても冷遇
…そして力が逆転すれば同じことをやり返される
…権力から落ちたらすぐ粛清
…「良い仕事をする」「技術を身につける」「敵ながら天晴れと唸らせる」ことに何のメリットもない

・彼ら(中華文明、中国・朝鮮)には、権力闘争で勝つ以外に幸せになる方法がなく、勝ったからといって幸せだとは思えない
…どの国でも多少そんなところはあるが、中華文明は極端

・だからこそ、彼ら(中華文明、中国・朝鮮)には公共心が育たない
…放っておくと内輪揉めばかりしてしまうので独裁政治でむりやり抑え込み、外国を敵に仕立てて憎ませる
…しかし私欲を捨てた瞬間に蹴落とされるため、公共心が育たない
…犯罪は減らず、街は殺伐として汚いまま
…交通マナーすら守られない

・彼ら(中華文明、中国・朝鮮)には、究極のところ愛国心というものはなく、みんなが国を捨てて逃げ出したいと考えている
…だから国外へ脱出する人々が後を絶たない
…対外的には強いように見えても、いつ崩れ去るかわからない脆さがある

・彼ら(中華文明、中国・朝鮮)には、契約や条約にも意味がない
…中華文明では力の強い者がルールを決めるのであり、作ったそばから自分で破ってもOK
…約束は格下の者に守らせるものであり、自分が守るものではないという考え
…条約を紙に書いて調印したって同じこと
…おそらく約束という概念が我々と違うので、破ったことに対する罪悪感は全くないと思う
…彼らと約束をして何度も騙される人は、相手のことをもっと良く知ったほうが良い

・こんなマインドでは法治国家にはなれない
・社会に公平性が無く約束が守られないのなら、先進国になれるわけがない

・これを知らずに日本人が普通の態度で彼らに接した場合、彼らの中では「劣位」にランクされる
…「公平さ」も「約束を守る」も弱者の卑屈な態度と思われるため
…韓国や北朝鮮の場合は、「日本は中華から遠く、しかも島国だから超格下」と自動的にランクされている
…日本に対する悪口のひとつに「島国日本!」というものがあるが、島国でラッキーだったと思っている我々にはわからない感覚



5.中華文明との付き合い方のヒント

・戦後の日本人は、友好のためになればと考えて彼ら(中国・朝鮮)を支援してきた
・彼らは感謝しているだろうか? いいえ
…日本から資金や技術を得たのはもともと優れた自分(中国・朝鮮)の徳のおかげ
…日本人は我々(中国・朝鮮)の力を恐れ、徳に平伏し、心に疚しい(やましい)ことがあるから「貢ぎ物」を差し出した
…感謝する理由は何もない
…そもそも格下の日本が我々に「支援」だなんて、思い上がりもはなはだしい
…あれは「貢ぎ物」、それなのになぜ、恩着せがましく感謝を求めるのか

・日本人は彼ら(中国・朝鮮)に、もう「貢ぎ物」をやめると言っている
・許されるでしょうか? いいえ
…中国・朝鮮にしてみたら、最初から決まっている上下関係を覆すことはできない
…前の指導者が日本人に土下座させて5兆円払わせたなら、「私」はそれを足で踏みつけ唾を吐きかけて10兆円払わせる
…そうすることで「私」の偉大さが示され、世界の秩序が保たれる

・彼ら(中国・朝鮮)にしてみたら、格下のくせに序列を乱す日本人こそ狂っている
…日本人にしてみたら、彼らは頭がおかしい、と感じるかもしれない
…日本はこれまで彼らに資金も技術も与え、日本企業を潰す勢いで支援してきた
…彼らは「やはり日本人は格下の奴隷だ」と確信したと思う
…しかし「俺様の徳に平伏しているくせに、『領土をよこせ』と言えば逆らいやがる」日本に対して、怒り、混乱している

・1000年近く続いた朱子学の頚木(くびき)は、簡単に外れるものではない
 (信濃注:頚木、くびき、自由を束縛するもの、-を逃れる)
…そこに、彼ら(中国・朝鮮)の科学技術が発達せず、いいところまで行っても内ゲバで自滅し、先進国になりきれない根本的な理由がある
…もし中国・朝鮮に「対等な友人」という概念があるのなら、彼らの交渉はもっと違ったものになるだろう、国際交渉・役割分担・利益配分がスムーズに運び、もっと発展するに違いない

・それに米ソ冷戦の遺産が重なって、現在の東アジア諸国の奇妙な関係を作り出している

 

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米中冷戦における日本(4):朝鮮半島の思考回路

「ワイルドインベスターズ ブログ 「それを教えちゃマズイだろ!」」様
2012年8月29日記事「米中冷戦における日本(4):朝鮮半島の思考回路」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/4-49ee.html




1.序論

・朝鮮半島は地政学的に厳しい場所にある
…海は日本によって、陸はロシアと中国によって塞がれている
…特に韓国は北を北朝鮮によって塞がれており、まさに「完封」
…北朝鮮との交流を深めるのでなければ、韓国は海に出てゆくしかない

・日韓のEEZ(排他的経済水域)比較
…日本のEEZは世界第6位で広々、韓国のEEZは押し込まれるように窮屈
(←クリックで拡大)
信濃注:
http://blogs.yahoo.co.jp/gundam_plastic_model_0706/8201762.html (リンク切れ)
(以上)

・朝鮮半島は、強大な大陸国家・中露と陸続き
…対抗するには強力な陸軍が必要(相当な負担)
…陸軍維持コストを軽くしたければ、強国の言いなりになるしかない
…長く中華の属国だったことには、「軍事費の負担に耐えられない」という理由があった

・朝鮮半島は、海に向かうと有力な海洋国家・日本と接する
…日本が韓国に意地悪しようと思えば、シーレーンを塞いで石油などの輸入を止めれば良い
…ただし、それを決めるのは海上覇権を握っている米国、日本の一存では出来ない

・韓国・北朝鮮は、地政学で言うランドパワー(中露)とシーパワー(日米)の境目
…どうしても大国同士がせめぎあう場所になりやすい
…この状況に対し、彼ら自身が「鯨に囲まれた海老」という表現を使うことがある
…戦場にされたり緩衝地帯にされたりしながらも、よくぞ頑張ってきたものだと思う

・朝鮮半島では、ある意味で中華思想よりも純粋な「小中華思想」ができた
…朝鮮半島は、歴史的にずっと中国の影響下にあった
…そのために、朝鮮半島では仏教の代わりに朱子学を唯一の学問とした
…そのために、朝鮮半島ではある意味で中華思想よりも純粋な「小中華思想」ができた

・小中華思想とは
…「朝鮮は中華とともに世界の中心であり、周辺の蛮族や禽獣をその徳によって服属させている」という考え
…一種の選民思想、あるいは、カースト的世界観

・蛮族・朝鮮は、中華と同一化することで自国の格上げを図った
…本来は朝鮮も夷狄、つまり、蛮族

・宗主国(事大先)である中華様の政権が、度々、他の蛮族にやられて変わる
…事大とは、力の強いものに仕えること
…せっかく世界の中心であるはずの中華に事大しても、宗主様は度々、変わる
…このためか、話は次第に(時代が下るとともに)ややこしくなってくる

・朝鮮人の思考回路には以下の傾向が見られる
…1.極端な事大主義と恨(ハン)の文化 
…2.「事実」より「彼らにとっての真実」がすべて
…3.文化的には最優秀という自負
…4.英雄同一化願望
…せっかく事大しても、宗主様が度々、変わるためか



2.極端な事大主義と恨(ハン)の文化

・朝鮮半島で弱者に味方することは致命的な災厄を招く
…大陸国家かつ属国の常として、負けたほうは皆殺しにされる

・朝鮮半島では、常に強い者に味方して保身を図らねばならない
…強い者が「黒」と言えば、白いものも「黒」
…遼が金(女真族)にやられたら金に事大、金が元(蒙古族)にやられたら元に事大、明が隆盛すれば今度は明、その次は清(女真族)にと、次々に事大先を変える

・誰かを褒めるときに、必ず他の誰かを引き合いに出して貶める傾向がある
…強者に従う者の中で、相対的に「良い子」でなくてはならないためか
…例えば、「ドイツは偉い。それに引き換え日本は。」
…事大先でもない限り、「単に」褒めることは苦手なようだ

・強者に心から付き従っているわけではない
…「本当は自分のほうが上なのに、今の情勢としては逆らえない」
…そのストレスを心の中に「恨(ハン)」の情として蓄積し、それを晴らす機会を伺っている
…それは、かつての支配者や宗主国に対して特に顕著
…没落した「元主人」に対して苛烈な仕返しをする
(以下の事例を見ればイメージできるかもしれない)
…例えば、朝鮮系日本兵の、中国人(元宗主国)に対する暴虐
…例えば、日本人が半島から引き揚げる際の数々の逸話
…例えば、韓国の元大統領が逮捕されたり自殺したりで、幸福な晩年を過ごせないこと



3.「事実」より「彼らにとっての真実」がすべて

・彼らには「我々は世界一である」という自負心がある、しかし、現実は常にどこかの属国

・そのギャップを埋めるために、「事実」と「真実」を完全に切り離す
…実際の「事実」が何であれ、「我々が一番である」という「真実」は変わらない、という理屈
…例えば、ある国に人質を出して朝貢したという「事実」はあっても、「我々のほうが強大国である」という「真実」は変わらない、という理屈

・「真実」の決定は、「皆がそう言っている」ということが基準
…単なるデマや誤報であっても、一旦、広まったら「真実」として定着
…覆すのは容易でない

・韓国人と歴史について話すとき、日本側が資料を提示しても話し合いにならない
…「捏造だ!」と言われて話し合いにならない
…1.「真実」はすでに「決まっている」
…2.従って、それに反論する日本人が出す歴史書・地図・条約などは捏造に「決まっている」
…3.だから読む必要も考える必要もない

・相手が日本人であれば、無理矢理、言い分を通せるかもしれない
・しかし、そのようなマインドで科学技術を発展させることは難しいだろう



4.文化的には最優秀という自負

・彼らには、「我々は中華とともに世界最高の民族。完璧な徳をもって周囲の蛮族を従えている」という自負心がある
…肝心の宗主国である中華は度々、蛮族に征服され、全く頼りにならない
…それならば、「むしろ歴史の長さや儒教の伝統において、本家の中華よりも朝鮮半島のほうが優れているんだよね」、と考え始める
…その「真実」から類推すると「きっと歴史も中華本家より長いんだよね」、ということで近年は「ウリナラ9000年の歴史」を誇るようになる

「お前の国だって何度も征服されとるやないかーい!」
というつまらない「事実」を指摘するのはやめてください。
そんなものいくら並べたところで「彼らにとっての真実」の前には何の説得力もありません。

・歴史もドラマもクリエイトし放題
…幸いなことに、度重なる戦乱により朝鮮半島に昔の記録は残っていない
…中国と日本には記録が残っているが、漢字を捨てた韓国には読める者がいない
…ということは、歴史もドラマもクリエイトし放題! (*゚∀゚)=3ムッハー!
…ということで、韓国の教科書には「彼らにとっての真実」が「ごく控えめ」に盛り込まれている
…もっと笑いが欲しい方は、こんなところやこんなところでご容赦ください



5.英雄同一化願望

・強い国や人物に気に入られるには、そのしぐさや考えを真似することが有効
…いっそ一体化してしまいたいと思うかもしれない

・今の韓国人には、強国の歴史や業績を自分のものと考える傾向がある
…気に入られたい思いが昂じ過ぎたのか
…例えば、「我々(韓国人)が日本に原爆を落として降伏させた」と真顔で言う人がいる
…北朝鮮については不明

・世界で高く評価されているものは、もともと韓国人が発明・発見したものだと言う
…例えば、「孔子は韓国人」と言い出す
…例えば、「イギリスは韓国領土だった」とまで言い出す
…ネットでは「韓国起源ネタ」として笑いの定番
…すごい人と自分とのちょっとした関わりにあやかりたがる栄光欲なんてかわいいもんじゃない
…「それって全然関係ないよね?」というものまで関連をクリエイトし、「オレって凄い」と誇る
…特に日本人は外見が似ており、西洋人に対して「なりすまし」を働きやすいためか、あらゆるものが「起源主張」「乗っ取り」「書き換え」のターゲット

・韓国起源ネタ
…侍・忍者・剣道・合気道・茶道・折り紙など、あらゆる文化が韓国起源であると言う
…各国の「ジャパンエキスポ」に潜り込んで、これらは韓国の文化であると宣伝
 (日本文化が西洋で大人気となったため、その人気や歴史をまんま横取りしようという動き)
 (ネットでは「文化略奪」として激しく警戒)

・これは計画的な乗っ取りなのか?
…ときどき、彼らは本当にそう「思い込んでいる」のではないか? と感じる
 (というのも、やり方があまりにもバレバレ)
…恐らく、本当にそう「思い込んでいる」のだろう
…例えば、「孔子は韓国人」だとか「イギリスは韓国領土だった」などと言えば、誰だって韓国人の主張を全て疑い始める
…日本の文化や歴史を乗っ取りたいなら、他国の歴史まで盗むような真似をして疑われない方がスムーズにできるはず
…「世界がスゴイと言うのなら、それは我が国の功績に違いない。皆がそう言っているのだから、これは真実」という思考回路が根底にあれば、その対象が何であれ「韓国起源の主張」は止まるはずがない
…従って、彼らは本当にそう「信じたがっている」

・竹島も同じことが言える
…竹島はサンフランシスコ講和条約(ラスク書簡)で認められていない韓国の不法占拠
…韓国側が実効支配しているのだから騒ぐ必要はない
…しかし彼らは、聞いてもいないのに外国で「独島は我が領土」と騒ぎ出し、領土紛争があることをアピール
…彼らは計画的に竹島を取ろうとしているのではない
…理由は無くとも、竹島はもともと韓国のものだと「思い込んでいる」
…それを日本が奪おうとしていると恐れて、パニックになっているのかもしれない

・「計画的乗っ取り」よりも「疑うことなく自分のものだと信じている」方が厄介
…前者は、「日本は怒らせると怖い」「そうすると利益にならない」「他のことをした方が良い」という利害、損得感情でやめさせられる
…後者は、「誇らしい自分のアイデンティティを根底から覆される」ことになる
…もともと勝手な「妄想」であっても、彼らにとっては強く自己否定されるショッキングな出来事
…「妄想」を覆された瞬間に何をしでかすか分からない
…「妄想」だと理解させるのは、カルト教団の洗脳を解くぐらいの難易度



6.結論

・朝鮮人は特殊な思考回路を持っている
…少なくとも我々が、彼らを「誤解」していたのは事実
…ここでは、日本と比べてどちらが正常・異常という判断はしない

・これまで我々は、彼らを「同じような人間」と考えて以下のような行動を取ってきた
…こちらが譲れば、あちらも譲歩するだろう
…援助すればそれなりに感謝してくれるだろう
…謝罪すれば許してもらえるだろう
…事実や条約を示せば納得するはずだ
…デタラメを言いふらされも世界の人々が信じるはずかない
…そのうち分かってくれるはず

・これら日本的な対応は全て逆効果、問題をこじらせるばかりだった
…彼らのファンタジックな「真実」を、後戻りできないところまで発展させた
…彼らの居丈高な要求をグレードアップする手伝いにしかならなかった

・これまで韓国のことを良く知らなかった人は、彼らの理不尽な態度に怒り出している
…多少知識のあった者は「皆ようやく気付いたか」と安堵
…同時に、まだ彼らを誤解したままで、トンチンカンな方向に進みそうなことを危惧

・では、なぜ日本は韓国を甘やかし、こんなになるまで放置したのか?
・それを説明するためには帝国主義時代にまで遡らねばならない
…次回以降で分析



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米中冷戦における日本(5):軍部利権としての朝鮮併合

「ワイルドインベスターズ ブログ 「それを教えちゃマズイだろ!」」様
2012年8月31日記事「米中冷戦における日本(5):軍部利権としての朝鮮併合」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/5.html



1.明治維新、日清戦争、日露戦争と国際情勢

・黒船来航当時(1853)は、弱肉強食の帝国主義世界
…産業革命で、西洋とアジア・アフリカの科学力・産業力格差は絶望的なまでに開いた
…列強が資源と市場を確保するために植民地を広げる時代
…武器や輸送技術(蒸気船・蒸気機関車など)が発達
…東洋の大国であるインドや清までもが収奪対象になった
…最後はいよいよ日本の番

・明治維新と近代化
…日本も最初、西洋列強を追い払おうとした(尊王攘夷)
…しかし、薩英戦争や下関戦争で「だめだこりゃ」とすぐ悟る
…制度改革と外国交易(貿易)で富国強兵を図る
…こうして明治維新が始まり、西洋的国民国家を作ると同時に近代化を成し遂げる

・露、欧州での南下政策を断念
…露は、オスマントルコの弱体化につけ込んで南下政策を進めていた
…しかし、クリミア戦争(1853)では英仏との産業力の差を思い知らされる
…露土戦争(1877)では一定の成果を収めたものの、各国の警戒を呼ぶ
…これらより、露は欧州での南下政策を断念

・そこで、露はアジアでの領土拡大に力を入れる
…清の弱体化に伴い、アイグン条約(1858)と北京条約(1860)で、外満州と現在の露・沿海州を手に入れる

・日本の危機感と露の領土拡大野心
…どの列強が朝鮮半島を支配するにしても、次は日本にやって来る
…特に怖いのは露
…露の領土拡大野心は明白
…現実に文化露寇(1806)や対馬占領事件(1861)などが起きている
…露がシベリア鉄道で軍を送り込み、朝鮮半島にまで勢力を延ばしたら、次は日本が植民地にされかねない
…自分より優れた文明がすぐ隣にやって来ることへの恐怖

・露の恐ろしさ
…露文明は西洋文明に次ぐほどの科学力
…露は荒っぽい戦争をする
…露はアジア人を人間とは思っていない
 (もっとも当時は、白人以外は人間扱いされないことが普通)

・日本、清と朝鮮に幻滅
…露の領土拡大野心にも関わらず、清も朝鮮も現実を見ず、国内で足の引っ張りあい
…当然、「アジアが団結して西洋に対抗しよう」という人々もいた
 (興亜論やアジア主義と言われる)
…しかし、思想の世界にどっぷり漬かって現実を見ない清や朝鮮の態度は、次第に幻滅へと変わる

・福沢諭吉も匙を投げる
…福沢諭吉は朝鮮開花派の熱心な支援者だった
…しかし、甲申事変(1884)での金玉均処刑にショックを受ける
…その後、論説で「だめだこりゃ」と完全に匙を投げる
…[脱亜論]より
悪友を親しむ者は共に悪名を免る可らず
我は心に於いて亜細亜東方の悪友を謝絶するものなり

・そこで、日本は日清戦争(1894)で清と戦い、これに勝利
…朝鮮半島から清の影響力を排除
…朝鮮半島を清の冊封体制から脱却させる
…日清戦争を「楽勝」と誤解する人も多いようだが、陸奥宗光などは最後まで楽観しなかった
…それまでは、「清こそが東アジアの大国であり、日本など取るに足らない存在」だと思われていたのが、これを境に見る目が変わる

・しかし、日本が三国干渉に屈服したのを見て、朝鮮王室は露に接近
…高宗は露公使館で1年ほど執務し、露はじめ列強に利権提供する事件が起きる(露館播遷)
…高宗は日中露に対抗して皇帝を名乗り、国名を朝鮮国から大韓帝国に変更(1897)
…自国を日中露と同ランクに格上げし、列強の相互牽制による独立維持を図る

・そこで、日本は日露戦争(1904)で露と戦い、これに勝利
…日清戦争までして清の影響を排除したのに、朝鮮自らが露を招き入れたのでは、日本の軍事的脅威はなくならない
…日露戦争は近代戦において有色人種が白人に、近代的立憲君主国が前近代的専制国家に勝利したという意味で、世界に衝撃を与えた

・これだけ見ると「日本人ってスゴイ!」
…確かにこの時代、多くの人材が能力をフル活用しながら困難な時代を乗り切ってきた
…黄色人種ながら、植民地化されることなく列強側に回れたことは誇っても良い

・しかし、この勝利は露の勢力拡大を喜ばない関係各国、特に鬼畜の大英帝国(←褒め言葉)のサポートがなければ不可能
…大英帝国は、自国の利権を守るために欧州、中央アジア、東アジアなど各所で「露封じ込め」
…その点で、大英帝国は日本と利害が一致
…日英同盟(1902)は日本にかなり好意的な内容
…日露戦争でも、大英帝国は中立を装って他国の参戦を牽制しながら、兵器・諜報・妨害・宣伝・資金調達などで日本側が有利になるように動く

・日本の努力や犠牲を過小評価するつもりはない
…実際の戦闘で露軍を叩いたのは日本軍

・しかし、日露戦争をより大きな「戦争」というコンテクスト(文脈)で見た場合
…当時のシーパワー覇権国家「鬼畜の大英帝国」(←褒めちぎり)の極東代理店として、ランドパワーの雄・露を撃退したのが日露戦争だったと言える



2.日韓併合

・日露戦争の結果、日本は朝鮮半島(大韓帝国)への支配権を露米英に認めさせた
…桂タフト協定によれば、桂は日露戦争の原因を韓国政府(大韓帝国)の外交のせいとしており、このまま放置すれば他国と勝手に条約を結んでまた日本を戦争に巻き込むだろうとしている
…この認識に基づき、大韓帝国の外交権は接収され、事実上、日本の保護国となる
…大韓帝国は、その後もハーグ密使事件(1907)のように勝手に外交しようとしたため、日本が内政権も掌握、軍隊を解散させた

・日韓併合の謎
…Wikipediaなどによると、「度重なる韓国側の条約無視により、日本では併合賛成派が優勢となっていた。併合に慎重だった伊藤博文の安重根による暗殺(1909)によって日本国民は怒り、1910年の日韓併合につながった」とある
…わけがわからない?????
…「大韓帝国が条約を無視して勝手に外交し、ロシアを招き入れるから困る」ということは分かる
…伊藤博文を暗殺して、日本国民が怒っていることもわかる
…しかし、その報復がどうして、「日本との併合」なのか?

・大韓帝国の中に、日本との併合を望む人々がいることは理解できる
…当時の日本はロシアに勝ち、列強と認められている
…有色人種からはもちろん、白人からも一目置かれている
…後には国際連盟の常任理事国になる
…従って、大韓帝国の中に日本との併合を望む人々がいることは理解できる
…現に当時の最大政党である一進会は「韓日合邦を要求する声明書」を上奏し、日本に併合されることを強く望んでいる

・日韓併合は、日本側に全くメリットがない
…当時の大韓帝国は破綻状態
…国は借金まみれ、教育もインフラもなく、産業もない
…当然、併合の費用負担は日本国民に回ってくる
…おまけに、国境を露と接することになり、陸軍を維持する費用が重くのしかかる
…今の北朝鮮を併合するようなもの
…そんなことを当時の日本国民が本当に支持したのか
…「おまえー!勝手にチョロチョロ外交するな! ロシア人を招き入れるな! よくも伊藤博文公を殺しやがったなあ! 罰としてお前も一等国民にしてやるー! 教育とインフラを整備してやる。俺たちが代わりにロシアと戦ってやるから覚悟しとけー!」

・日韓併合は超優遇策
…甘やかしなんてレベルではない
…日本の方が属国に見える超優遇策
…例えば鬼畜の大英帝国(←褒めてます)であれば、釜山や仁川を香港・マカオのように租借して港湾を確保しつつ、防衛ラインと軍事負担を最小限に留めただろう
…海洋国家としては海上交通の安全を確保することが最優先、その先にある大陸のもめごとに首を突っ込むのは自殺行為

・そこで、ひとつの仮説を立てる
…1.戦争が終わって大陸から撤退すれば、陸軍は予算が大幅に削られる
…2.それは朝鮮半島に利権を持っている他の人々にとってもマズイ
…3.利権を確保するためには朝鮮半島を併合し、「国防費」として聖域化してしまえば良い
…この仮説は、日本から資金と技術を頂戴したい、朝鮮半島の勢力と利害が一致
…本当は、台湾の方が海洋国家にとって重要だが、そちらは陸軍などの大陸利権につながらないため捨て置かれた、という仮説

・日本は、伊藤博文暗殺(1909)と朝鮮併合の時点で、既に海洋国家としての道を誤った
…国際協調派であった伊藤博文は、今で言えば海洋派
…対して、朝鮮併合を押し進めた山縣有朋、桂太郎、寺内正毅あたりは大陸派
…伊藤博文暗殺事件は、大陸派(現地民含む)がテロによって海洋派を駆逐し、際限のない大陸覇権主義の口火を切ったとも言える
…軍部の暴走といえば五・一五事件(1932)を連想する人も多いだろうが、「伊藤博文暗殺(1909)と朝鮮併合の時点で、既に海洋国家としての道を誤った」

・日本式植民地経営の特色
…「教育やインフラを整えて民族が自立できることを目指した」
…本当は、ちょっとぐらい欧米のように収奪したかったかもしれないが、 人種差別反対の旗印をかかげて戦った手前、やりにくかったのかもしれない
…あるいは、もともと辺境の民なので、他民族を支配することが苦手なのかもしれない
…ともかく、欧米の苛烈な植民地支配と違ったものだったことは、戦後に独立した各国がそれなりに発展していることからも伺える

・朝鮮半島の経営
…朝鮮半島は資源があるわけでもなく、日本からの持ち出しでインフラを整備
…東北の農民が飢えても、朝鮮半島の支援を優先
…「ロシアの脅威に備える」というお題目があるとはいえ、やはり異常な優遇
…今の日本の「外国のために日本人を犠牲にする政策」、「東北復興よりアジア支援」と通じるものがある

・日本は朝鮮半島防衛のために満州国を建国
…なぜだか朝鮮半島を併合してしまったため、その防衛のために日本は満州国を建設せねばならなかった
…防衛線の拡大、多面作戦、軍事費の増大と、大陸国家の重荷を背負うことになる
…海洋国家のメリットとして、「軍事費が軽い」、「文民統制しやすい」、「科学技術や産業が発展しやすい」を挙げたが、陸軍が肥大化して恒常的に予算を取るようになれば、それらは失われる
…国際協調は損なわれ、租税負担は重くなり、科学技術が停滞し、独裁的な行動を取るようになる

・もしかしたら、日本人の思考回路に小中華思想が「転写」されたのかもしれない
…願望ばかりが先に立って、現実的な判断は失われる
…日本は次第に海洋国家と敵対するようになり、ついには対米戦へと踏み切った



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米中冷戦における日本(6):日本が韓国に甘い理由

「ワイルドインベスターズ ブログ 「それを教えちゃマズイだろ!」」様
2012年9月3日記事「米中冷戦における日本(6):日本が韓国に甘い理由」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/6-ca1c.html



1.大東亜戦争終結から冷戦時代まで

・大東亜戦争後の朝鮮半島
…38度線以北はソ連が占領、北朝鮮が建国された(1948年9月9日、初代最高指導者・金日成)
…38度線以南は米が占領、大韓民国が建国された(1948年8月15日、初代大統領・李承晩)

・アチソンライン
…1950年1月、ディーン・アチソン国務長官は「日本・沖縄・フィリピン・アリューシャン列島に対する軍事侵略に米国は断固として反撃する」と発言(アチソンライン)
…海洋国家としては当然に思える発言

・朝鮮戦争勃発
…アチソンラインについて「韓国は守らない」と解釈されたようだ
…1950年6月、北朝鮮が韓国に侵攻し、朝鮮戦争勃発
…韓国には米を中心とする国連軍がつく
…北朝鮮には中国共産党がつく
…すったもんだの末に元の38度線で停戦

・米ソ冷戦が始まると、韓国は米から猛烈な支援を受ける
…「共産主義より自由主義の方が優れている」ことを示すためのまたとない「対照実験」
…同じ歴史を持つ民族が2つに別れ、片方は共産主義、片方は自由主義を採用
…より発展した方が優れたイデオロギーという考え

・イデオロギー対決の結果
…最初は北朝鮮が圧倒的に工業化で先行(一種のハンデ戦)
…共産主義陣営は情報化社会について行けず、韓国の圧勝に終わる



2.韓国甘やかしの概要

・韓国を支えた反共ドーピング支援、最大のものは日韓基本条約(1965)に伴う経済協力
…独立祝賀金や途上国支援として無償3億ドル、有償2億ドル、民間借款3億ドル
…合計11億ドルを支援
…当時の韓国の国家予算3.5億ドルの3倍に相当
…現在の通貨価値で総額8-10兆円
…これを使って韓国は「漢江の奇跡」と呼ばれる経済発展を遂げる
…対して日本は、朝鮮半島に置いてきた資産を放棄させられ、これをもって日本と韓国間の賠償問題は「完全かつ最終的に解決した」とされている
…それでも韓国・北朝鮮が謝罪と賠償を求めるのは、彼らにとって条約が意味をなさないため

・竹島問題
…ラスク書簡(1951)で、竹島は日本領という米国政府の見解が示される
…対して韓国は、李承晩ライン(1952)を勝手に宣言
…韓国は、竹島に近づいた日本漁船を、徹底的に銃撃、または、拿捕
 (死者5名、抑留3,929名、拿捕328隻。海保の船も攻撃されている)
…日韓基本条約で竹島問題は棚上げされ、抑留されていた漁民が日本に戻る

・なぜ日本は、韓国に対して対抗措置を取らなかったのか?
…1.「同じ米国陣営で争っては付け込まれる」という判断
…2.議員など韓国から支援を受けている者も多く、強く言えない(勝共連合で検索)
…3.各国のスパイが日本で跋扈、軍隊やスパイ防止法のない日本では手に負えない
…4.戦時中の名残で日韓のコネクションが強く、裏で落としどころ探ることができた

・甘やかしというよりも、ほとんどお礼
…理由はともあれ、事実だけを見るなら、日本は竹島を奪われ、 漁民4千人を拉致されて国家予算の3倍の身代金を支払ったことになる



3.冷戦時代の対立構造

・冷戦時代は比較的分かりやすい対立構造
…1970年代になると、ソ連との対抗上、キッシンジャーが中国を自由主義陣営に引き込む
 (米中は朝鮮戦争で戦ったのだが)
…日本でも、日中国交正常化(1972)以来、パンダやらシルクロードやら西遊記やら人民服やらの中国ブームが起きる

・日本の親米の海洋派
…間接的同盟国である韓国や、新しく陣営に加わった中国とのパイプがあった
…S新聞がそれを擁護
…揉め事があっても、人間関係や実利で関係を修復

・日本の反米反日の大陸派
…ソ連や北朝鮮を礼賛
…特にA新聞やM新聞などがクリエイティブな攻撃を仕掛けた



[冷戦時代の対立構造]

海洋派      大陸派
親米        反米
自民清和会   自民経世会・ 社会党ほか
S新聞       A・M新聞
↓擁護       ↓礼賛
韓国・ 中国   北朝鮮・ソ連=共産主義



4.冷戦終了後

・冷戦が終わると大きな転機を迎える
…ソ連や北朝鮮を褒めちぎっていた日本国内の大陸派(ほぼ左寄り)が、ベルリンの壁崩壊と共に共産主義礼賛をやめる



[米の事情]

・冷戦終了で、ある意味、最も困ったのは米
…ソ連が倒れて冷戦に勝利
…敵がいなくなり、失業の危機に瀕する人が大勢出てくる

・冷戦終了後の日米(中国台頭前)
…当時、日本はバブル絶頂期、「21世紀は日本の世紀」とまで言われていた
…軍事的脅威がなくなったとき、経済的な強敵・日本を仮想敵国としたのは当然だったかもしれない
…1992年、民主党・クリントンが大統領になる
…米・民主党の「日本軽視」と「2番手をボコる過程で次の敵を育ててしまう」性癖はいつものこと
 (信濃注:次の敵とは中国)
…しかし、天安門事件の中国をすぐ許してまで、一緒に日本を叩くという徹底ぶり
…当の日本人は気楽なものだったが、周りから見るとかなり脅威に映ったようだ
…あるいは、実際にはそうでなくても、どこかに「敵」が必要なときだったので、共通の「的」として祭り上げられたのかもしれない



[中国の事情] 

・反日教育の強化
…六・四天安門事件(1989)での自国民虐殺に対する非難をそらす必要性
 (いつものように自国民を虐殺するところを見られてしまった)
…ソ連崩壊(1991)では共産党が正当性を失う
…そこで、悪辣な日帝に勝利し祖国を救ったという「建国神話」に立ち返り、 江沢民時代から反日教育を強化(1995-)

・反日戦略の巧妙さ
…日本に対しては、もともと一部の日本兵に思想教育を施してから帰国させ、日本人に贖罪意識を植えつける活動を地道に行って来た(検索→ 中帰連)
…中国の巧妙なところは、これまで日本人向けに強調(一部創作)してきた歴史問題を世界中で宣伝し、在米華人・韓国人などを使って、日本をナチス並みの悪者に仕立て上げようとしたこと
…同時に、米露には「日本のファシズムをともに倒した仲間」とアピール
…日本は叩けば資金や技術を提供してくるので、まさに一石二鳥の戦略

「おいおい。米ソの『戦友』は台湾国民党だろうが!」なんて正論は通じない。
国連常任理事国の座も台湾から乗っ取ってしまう。
その事情は日本人ですら知らない人の方が多く、普通のアメリカ人が知るはずがない。

・反日戦略で自国の悪行を隠す
…米ソと「戦友」となれば、中国の過去の非道への注目は薄くなる
…チベットや東トルキスタンへの軍事侵攻
…大躍進・文化大革命・天安門事件での自国民虐殺
…ミスチーフ岩礁の占領支配(1995)、台湾選挙威嚇(1996)なども甘い対応で終わる
…中国人は本国のために働くのが基本(よくスパイで検挙される)。在米中国人は400万人を突破、メディアや自治体で力を持ち始めている。その力で日本の悪口を吹聴し、中国の悪行を隠す。
…いわゆる南京大虐殺(南京事件1937)も「ザ・レイプ・オブ・南京-忘れられたホロコースト」(1997)がきっかけで世界中で急に騒がれ始める。歴史書としては怪しいものにも関わらず全米ベストセラー、米国内での反日活動が勢いづく。著者のアイリス・チャンは7年後に自殺するが、日本の悪評を広めたので問題なし。



[韓国の事情]

・韓国は建国から反日、反日で自国の悪行を隠す
…中国や北朝鮮と同じく「悪辣な日帝と戦って独立を回復した」という建国神話をクリエイト
…済州島四三事件、保導連盟事件、光州事件などで、自国民を10万人単位で虐殺したことを隠すためにも、日本は常に悪でなければならない

・韓国と北朝鮮のスパイ戦
…韓国は北朝鮮と戦争状態が続いる
…その戦いは、しばしばスパイに対する取り締まりの甘い日本を踏み台に行われた
 (金大中拉致事件(1973)、大韓航空機爆破事件(1987)の偽造バスポートなど)
…北朝鮮工作員は、一旦、日本に入国後、日本人や韓国人になりすまして韓国に潜入
 (それが分かったとしても、法律のない日本ではスパイ罪で裁けない)
…日本では各国のスパイがやりたい放題

・韓国の民主化
…韓国は長く軍政が続いた
…ソウルオリンピック(1988)を前に民主化運動が起こり、民主化を認める

・韓国民主化後の反日
…民主化後、やたらと親北朝鮮・反日の大統領が選ばれるようになる
…どうやら、北朝鮮シンパにメディアと教育を抑えられ、「彼らにとっての真実」を簡単に書き換えられてしまったようだ
…2005年、いわゆる親日法が成立。「過去に日本に協力した者は財産没収」という遡及法。名実ともに親日派を葬る体制ができる。
…2012年、日本が北朝鮮を抜き、韓国の「敵国ナンバー1」になる

・韓国の嘘と隠蔽工作
…韓国も中国と同様に、在米韓国人170万人を使って日本の悪口に勤しむ
…近年、従軍慰安婦や強制連行の嘘が日本でバレたため、海外、特に米国での法律制定や像作成など、既成事実化を急ぐ



[日本国内の大陸派の事情]

・日本の大陸派
…基本的にアメリカや日本を貶め、日本を大陸国家の下に組み込むのが目的
…しかし、その意図を持っているのは上層部
…末端は、自分で調べたり考えたりすることなく、操られるがまま精力的に反日活動
…平和・反戦・反核・人権・環境などを錦の御旗としてよく使う
…教育機関やマスコミにもシンパが多い
…昔の学生運動の生き残りもいる

・ソ連崩壊後は中国持ち上げ
…ソ連崩壊で「日本の共産化」という目標は潰える
…しかし、反米・反日に勤しんできた彼らが、急に日常に戻れるわけではない
…国家破綻の淵をさまよう露ではなく、「21世紀は中国の時代だ!」と担ぐ対象を変更
…彼らにはよくある崇拝対象の変更

・韓国礼賛の加速
…これまで軍事政権だの米帝の犬だのと罵っていた韓国を戦争被害者として持ち上げ
…日本の戦争責任の追及を激化
…2002年、金正日総書記が拉致を認めてからは、表立って北朝鮮を崇めることはできなくなり、彼らの韓国礼賛はさらに加速

・韓国側の追随
…2002年日韓ワールドカップでいろいろバレた
…韓国国内のコンテンツ市場が絶望的に小さい
…これらより、文化輸出による国家イメージのアップに力を入れるようになる
…NHKの韓国ドラマを民放が宣伝したり、重要ニュースがあるにもかかわらず韓国タレントがニュース番組のトップを飾るようになったのもこの頃
…2009年、国家ブランド委員会設立、数千億円の予算を使い、国際社会での韓国の「格」や「イメージ」を向上させる活動を始める

・日本国内大陸派の作戦成功
…上記各国の利害と一致して大きな成功を収める
…お人好し日本人が「それは知らなかった。悪いことをした」と思っている間に、中韓が日本の教科書に口出しできる近隣諸国条項が成立。首相の靖国参拝停止、中韓への支援増額などを次々に既成事実化。



[日本国内の海洋派の事情] 

・日本の海洋派
…良くも悪くも親米保守派は、過去のつながりや自由主義国家の協調を重視
…自民党の「大陸派」経世会がかなり民主党に流れたとはいえ、残った「海洋派」清和会の重鎮たちは中韓とのパイプが太い
…また、「大陸派」は敵をこき下ろすことで自分の正当性をアピールするが、「海洋派」は他人を人前でこきおろすことはあまりやらない。同僚や支持者から「品のない奴」と蔑まれてしまうため。
…そのため、中韓が敵対的行動を取るようになってもそれほど反発せず、むしろ揉め事を収めようとした。しかし、それは中韓にとって好都合だった

・日本の海洋派が揉め事を収めようとする行動は、中韓に好都合
…日本の海洋派が揉め事を丸く収めようとする以上、中韓に厳しく注文をつける人がいない
 (例外は小泉純一郎氏)
…日本に難癖をつける
 → 資金や技術が得られる
 → 事情を知っている日本人が怒る
 → 保守派の議員に相談
 → 何とか丸く収める

・中韓は今だに友達と勘違いしてカモられる人が後を絶たない
 (北朝鮮はストレートすぎてバレた)



5.この状況もどうやら終わり

5-1.一番目の理由、中韓が調子に乗りすぎて、日本人の怒りを買った

・彼らの言動はネットに記録
…日本のメディアが上書きして忘れさせることがなかなかできない

・小沢一郎が天皇陛下をゴリ押しして習近平と会わせる
…温厚な日本人の怒り沸騰
…その結果、「豪腕」小沢一郎は力を失う
…天皇陛下の侮辱は危険なのだが、小中華思想の人には分からないようだ

・李明博大統領が竹島上陸
…李明博大統領は韓国軍の総司令官
…人気取りのために竹島上陸
…「竹島にいるのは警察であって軍隊ではない。だから日本の自衛権行使にはあたらない」といった落としどころを破ってしまった
…本来なら自衛隊を出さなければならない事態

・李明博大統領はさらに「天皇陛下に謝罪させる」と発言
…ボケた日本人が相手だからと舐めたのだろう
…一般の人は竹島上陸よりこちらに怒った
…民間レベルでは北朝鮮並みの経済制裁の声が上がっている

「陛下をバカにされる前に軍隊上陸に怒れよ!」
と思うが、沸点が低いことは日本人の困った美徳でもある



5-2.二番目の理由、相対する日本の首相は野田佳彦

・野田のように、冷戦時代の人脈や貸し借りが薄い理想主義者が政権を握っていることが、日本が強く出ている二番目の理由

・今のところ、5兆円の通貨スワップ廃止を匂わせ、国際司法裁判所への単独提訴もチラつかせている
…これは、しがらみの強い自民党・清和会議員や民主党・経世会議員にはできなかった正当な対応

・しかし、野田は韓国系組織から選挙支援を受けていることで有名
…この件に関しては、日本人の立場に立つのかどうかはっきりさせないとマズイ
…さもなくば、民主党はおろか、自分の政治生命まで消し飛ぶ



5-3.三番目の最も大きな理由、韓国が米から離れて中国側に付きそうなこと

・韓国は米中間をうまく泳いで行けると思っている
…日本を悪者にして米の支援を受けながら、中国の属国へ戻るという虫の良いことを考えている



6.日本は決断のときが近づいている

・日本としては、もう韓国と北朝鮮を区別する理由はない
・米と歩調を合わせて支援を打ち切るか、韓国の下について中国や北朝鮮の仲間になるか、決断のときが近づいている



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米中冷戦における日本(7):日韓・米日・沖縄の相似形

「ワイルドインベスターズ ブログ 「それを教えちゃマズイだろ!」」様
2012年9月4日記事「米中冷戦における日本(7):日韓、米日、沖縄の相似形」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/7-db2e.html



1.中華思想の国における技術の本質

・「韓国が中国側に回る」と聞いたら不安になるかもしれない
…「日本も遅れずにアメリカを捨て、中国側に回ったほうが良いのではないか」と
…しかし、その必要はない

・中韓の発展は日米の支援によるもの
…韓国の得意な電機・自動車・鉄鋼・造船などは、全て日本からの技術移転
…ウォン安政策でシェアを奪い取ったもの
…日本が不得意で、韓国が得意なものなどない
…中国も同じ
…中国は開放路線以来、安い給料と地代で「生産拠点」の地位を奪い取る
…中国は人口ボーナスが拍車をかけた
…しかし、世界第2位の経済大国になっても、中国ならではの技術や特許は少ない

・「本質を見る」
…中華思想は、事実や記録を軽視するため技術革新には向いていない
…中華思想では、所詮は「上手なパクリ」の世界から逃れられない



2.日米貿易摩擦への対応

・その昔、日本側にも彼らに投資する理由があった
…日本人の人件費が高騰
…日米貿易摩擦で叩かれた
…その結果、完成品を直接、米に輸出することを日本企業が避けた

・日本が米への直接輸出に代わってやったこと
…1.現地生産
…2.部品やマザーマシン提供(ステルス輸出、迂回(鵜飼い)輸出)
…3.知的財産防衛
…現地生産はアメリカに雇用をもたらし、感謝された
…その代わり、日本国内での雇用は縮小

・部品の提供について
…完成品を売ると目立つので、部品を提供する方法
…韓国に部品を3兆円輸出すれば、そこから完成品が米に輸出されても目立たない
…ステルス輸出とか、掛けことばで「迂回(鵜飼い)輸出」と呼ばれる



3.ステルス輸出、迂回(鵜飼い)輸出の誤算

1.日本側は技術移転などの譲歩を迫られた
…日本側は多数の民間企業がしのぎを削っている
…その中で、中韓の少数の国策企業に競って売り込む羽目になる
…条件等は日本側に不利となり、技術移転など譲歩を迫られた

2.サムスンやハイアールといった数少ないライバル企業に世界の販路を押さえられた
…サムスンやハイアールなどはブランドを大きく育てた
…日本側が完成品の輸出を遠慮したため

3.本来生産拠点であるだけの中韓にコア技術を与えるバカが続出した
…「美女と裸で記念写真」を撮られたり、「山吹色のお菓子」(信濃注:金色の贈り物、お金)を貰って会社を売ったのかもしれない
…しかし、そうではなく「オレは良心的日本人」という自己満足と引き換えに由緒ある会社を潰し、日本の若者の未来を奪った経営者も大勢いる

4.弱った日本企業は技術者をリストラ。それを中韓が拾ってウマウマ。
…中韓では、もともと技術を軽視し技術者を大切にしない風潮がさらに強化
…日本の人材流出を招く
…技術格差が縮まり、さらに売り上げ減少。その対策としてまた人を切る。悪循環が止まらない。

5.弱った日本企業に対して、日本政府は円高で追い討ち
…ウォン安で破綻しかけた韓国は通貨スワップで救う
…これから消費税を上げて日本経済の息の根を止めるつもり

・今の中韓の勢いは、日本の政府や産業界が自国を犠牲にして援助してきた結果

・中韓の援助者
…それを進めたのが経営者や資本家だけならまだ分かる
…しかし、労働組合までもが民主党を支援し、民主党は韓国政府を支援し、韓国政府は韓国企業を支援し、ダンピング輸出で日本の輸出企業を潰しにかかっている
…これは不思議な話、会社がなくなっても労働組合は大丈夫なのか
…野田総理は松下政経塾出身。彼の韓国支援策によってパナソニックも苦しむ。古巣に配慮した政治をしろとは言わないが、善意で政治家を育てた会社がそこの卒業生に潰されたら・・・



4.日米中韓の依存構造

・中韓の「日本潰し」の構造がすぐに終わるかどうかは分からない

・しかし、仮に日米が中韓の支援をやめたら
…韓国は北朝鮮レベルになる
…中国経済は急減速して恐らく内乱になる

・今の中韓の発展は日米に支えられてこそ
…この依存関係が分かれば恐れることはない
…こちらから資金や技術を提供しなければ、彼らは勝手に共食いを始めて自滅

・同様に、日本の繁栄はアメリカとの同盟があってこそ
…ABCD包囲網を食らった太平洋戦争の開戦前、日米のGDP格差は10-20倍
…米と敵対すればそれぐらいが日本の実力

・米国と仲良くやっているときは天国、敵対しているときは地獄
…日本は戦後、米の傘下に入り、「共産主義の防波堤」として優遇してもらう
…その結果、日本はあっと言う間に世界第2位の経済大国になる
…90年代には日本のGDPが米の7割ぐらいに迫った
…国同士は影響しあっているため、単独の力を計測することは困難だが、これらの事実は押さえておきたい

こういった依存関係は、面白いことに依存している側のほうが忘れてしまったり、関係を逆転して認識するようです。 まるで小さな子供が親に向かって「お前は今日おやつ抜きだからな!」と脅しつけるように、全く見えていないのです。



5.日米関係の現状(米日・沖縄の相似形)

・日本の現状はどう考えてもアメリカの「戦利品」であり「属国」
…日本の政治家には「在日米軍は番犬。カネ払う代わりに死んでもらえば良い」と言う人がいる
…しかし事実はもちろん逆
…あちこちに米軍基地があり、自衛隊は米軍の一部として機能
…米側が、旧日本軍の特攻隊や伝説の日系人部隊「442連隊戦闘団」の戦いぶりに敬意を表し、独立させた上で「極東の番犬」として日本人を使っている

・日本(米から見た番犬)は、平和ボケして自分の役割を忘れている
…沖縄・尖閣は1972年に占領していた米から返還(沖縄返還)
…明らかな「最近の事実」があるにも関わらず、日本政府は中国に配慮して誤ったメッセージを送っている
…仮に尖閣・沖縄を中国に取られれば、米軍は怒り心頭
…米軍にとって「犠牲を払って占領した」世界戦略上の要衝が、日本人によって中国に渡されてしまうことになる
…私なら(元記事の筆者なら)、防衛の意志をなくした役立たずで居丈高な番犬を許さない
…間抜けな日本人が重要な「太平洋の蓋」を守れないならば、ハワイ王国のように併合して直接統治するだけ

・同じような認識逆転が沖縄にも言える

・沖縄は経済的にも軍事的にも、日米の庇護下
…交渉手段として「あーあ。米軍基地は邪魔で危険だなあ(棒読み)」と言いながら、地代引き上げを求める方法は許されると思う
…しかし、本気で米軍を追い出せば、すぐに中国人民解放軍が来てチベット化するだろう

・沖縄の中国支配は、何よりも沖縄県民にとって不幸な話
…ただ不思議なことに、日米の軍関係者や有識者の方が、沖縄県民以上に心配している
…沖縄は大陸派の工作が盛んな地域
…沖縄の新聞は真っ赤っ赤のお花畑
…沖縄には夢破れた本土の革命家たちがデモのために乗り込んでくる
…これらに対して、生粋の沖縄県民は本質をわかっている・・・と言いたいが、選挙結果を見る限りギリギリ

・こういったパワーゲームは、平和な南国の島民には分からないことなのかもしれない。
・しかし、私が(元記事の筆者が)沖縄を見て心配になるということは、米の関係者は日本人の平和ボケに対して、我々以上に心配しているかもしれない



6.日米と韓国との関係の現状(日韓・米日の相似形)

・最後は韓国

・日米の援助がない韓国は北朝鮮と同じ
…日米に大きく依存しながら、そのありがたみを全く理解していない
…「日米の援助がない韓国は北朝鮮と同じ」という単純な事実に気付かない

・韓国は、中国側に回っても日米の支援を得られると考えているようだ
…しかし、これは日米にとって好都合

・朝鮮半島は戦略上の価値が低く、コストをかけて守る必要のない土地
…日本には、100年以上かけて朝鮮半島と関わってきた歴史がある
…米も、朝鮮戦争で多くの死者を出した歴史がある
…両国とも多くの犠牲を払ったので、心理的には実際以上に価値があると感じてしまう
…しかし、それらを度外視した場合、朝鮮半島は戦略上の価値が低く、コストをかけて守る必要のない土地

信濃注:朝鮮半島の戦略的価値の変化
・兵器の進歩により、日清・日露戦争、朝鮮戦争の時代とは状況が変わった
・兵器の進歩とは、航空機の発達、ミサイルの発達、原潜の登場など
・抑止力である核攻撃手段の進歩
・地上兵力(日本への上陸兵力)への攻撃手段の進歩
・ただし、対馬海峡(朝鮮半島南部を含む)の重要性は変わらない
・対馬海峡は露・ウラジオストク、ウラジオ艦隊への攻撃経路
(以上)

・彼らの反米・反日活動で縁を切れるならもっけの幸い
…米は朝鮮戦争以来持っていた戦時統制権を2015年に返還し、朝鮮半島から撤退するつもり
 (本来は今年2012年に撤退予定だったが、韓国側が泣きついて延長)
…日本の政治はどうしても米に影響されるが、米が韓国を切り捨てるならば、朝鮮半島を中国に渡して「獅子身中の虫」と離れられる

・米国の隆盛
…米国は衰退するどころか日欧を引き離して独走態勢
…食料・エネルギー・メディア・素材・通信・ITなどを押さえた超大国に死角なし
…米もおかしくなるときはあるが、その度に立ち直って強くなる



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米中冷戦における日本(8):戦利品としての日本の価値

「ワイルドインベスターズ ブログ 「それを教えちゃマズイだろ!」」様
2012年9月11日記事「米中冷戦における日本(8):「戦利品」としての日本の価値」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/8-1210.html



1.日露戦争当時の朝鮮半島の価値

・もう一度、歴史を踏まえながら現状を考察

・日露戦争の経過
…1.バルチック艦隊が極東に到着すれば、露・旅順艦隊と呼応して日本の制海権が危うくなる
…2.さらに、時間が経てば露がシベリア鉄道を複線化し、極東に軍備を大量輸送する
…3.その前に露艦隊を各個撃破しておかないと、制海権を失うことはほぼ確定だった
…4.そこで、朝鮮半島に上陸して遼東半島へ進軍、旅順艦隊を陸と海から撃滅(陸軍は二〇三高地から砲撃)
…5.遅れてやってきたバルチック艦隊を日本海海戦で殲滅
…6.それが終われば「さあ撤収」とは行かない。その後も露に陸海軍の拠点を作らせないために、朝鮮半島を確保することは重要だった

・日露戦争は露と日英米の東アジアにおける制海権争い
…勝った日本は欧米列強に肩を並べることができた
…負けた露は、その後半世紀にわたって海軍を立て直せなかった
…それが可能だったのも、「日本が朝鮮半島を確保していたから」かもしれない

・当時の朝鮮半島には価値があった
…ミサイルが主力の現在とは比べ物にならない

・日英同盟
…英は揚子江(長江)を挟んで利権を持っていた
…日本が朝鮮半島に進出して露と戦ったことはプラスだった
…これが日英同盟(1902)で日本を支援した最も大きな狙い

・日本が朝鮮半島に進出した理由
…1.少なくとも日露戦争では、バルチック艦隊合流前に旅順艦隊を撃滅しておく必要があった
 →朝鮮半島から陸軍を上陸させて旅順艦隊を撃滅
 →その後も露の極東進出を抑えるために、朝鮮半島に拠点を作って牽制する必要があった
…2.英米にとっては、自分の手を汚さずに露の南進を食い止める楔(くさび)が欲しかった
…3.「大国を争わせることで漁夫の利を得る」という大韓帝国の戦略に、まんまと嵌められたのかもしれない
…4.「せっかく強くなったんだから、俺たちも植民地を切り取ろうぜい。ヒャッハー!」という気持ちが日本にもあった



http://www.ne.jp/asahi/koiwa/hakkei/tyugogusi14.html



2.現代日本の国防

・現代の日本の国防
…もはや英の勢力圏を守るために大陸に出兵する必要はない
…向こうから日本を巻き込むのでなければ、日本から朝鮮半島や中国大陸に手を出す理由はなくなった

・「唇亡びて歯寒し。日本の国防のために朝鮮半島を守れ」「満蒙は日本の生命線」というスローガンは、今の日本にはまったく当てはまらない
…当時ですら、大陸に資金や技術を流すためのプロパガンダだったのではないかと疑う

・日本は、沖縄、台湾を守らねばならない
…日本のエネルギーは中東に依存
…それを運ぶために数多くのチョークポイントを通らねばならない
…特に台湾、沖縄を中国に取られると、日本の石油を止めることが可能になる
…シーレーン防衛上、台湾、沖縄が中国に併合されるのはマズイ

(←クリックで拡大)
エネルギー白書2010
第1章 各国のエネルギー安全保障の定量評価による国際比較」より
【第114-3-4-1】石油のフローと主なチョークポイント

【第114-3-4-2】各国のチョークポイント依存度の推移
各国のチョークポイント依存度を見ると、日韓が突出して高いことがわかる


・各国の石油備蓄まで考慮すると
…1.台湾や沖縄で石油を止められると韓国は即死
…2.日本は備蓄でしばらく持ちこたえるが、そのうち干上がる
…3.その海域で戦闘が起こると中国まで即死
…4.アメリカにはほとんど関係ない

・米は日本を手放せない
…日本のシーレーンは、米軍が中東に展開するときにも使われる
 (噂では横須賀で整備した艦船は新品よりも絶好調になるとか)
…米豪日の三角形で太平洋を内海とするには、中露を押さえ込む必要がある
…これは、日本にとってシーレーン防衛上の朗報

・沖縄・台湾を中国に取られると、米にとって要石の日本が危なくなる
…つまり、米の西太平洋の制海権が怪しくなる
…インド洋、中東への道を制限され、下手すると中東に米軍を展開できなくなる
…これは米の世界覇権を揺るがす

・米は、朝鮮半島は手放せても、日本・沖縄・台湾は手放せない
…これが日本と韓国の最大の違い



3.戦利品としての日本の価値

・日本は、米の覇権を支える大きな柱
…右腕または左腕一本ぐらいの価値はある

・米にとって、日本こそが最大の戦利品
…米は第二次世界大戦で覇権を確立したが、日本こそが最大の戦利品ではなかったかと考えている
…日本は、自分でカネを稼いで基地代金を払ってくれる
…日本は、米国債を大量に買って赤字を補填してくれる
…日本には米の選挙権を与えなくても良い
…日本の社会保障の心配もしなくて良い
…世界最高の自走式ATMと呼ばれる所以

・米が怪物的な覇権国であり続けたいなら、日本のサポートが必要
…日本がいなければ、米は滅びないにしても、ただの大国になる
…だからこそ、中露韓朝は日米を仲たがいさせようと必死

・日本にとっては幸運な状況
…敵に回すと最も怖い奴がこちらを必要としているというのは非常に幸運
…世界有数の海軍国同士が利害を一致させてシーレーンを守るなら、邪魔する者はない

・アメポチ戦略を採用できる国は恵まれている
…やりたくても、戦略的に価値の無い場所であれば米が無視
…価値のある場所でも、力がなければ米英に奪い取られる
…条件が揃っており、努力すればその地位を守れる日本は恵まれている
…アメポチ上等! 米国の片腕は誰でも勤まる役じゃない 

・仮に日本が米と敵対したり、単独で中露と対抗したら、軍事費負担だけで国が潰れる
…「朝鮮半島はずっと中国の属国だった」と笑うつもりはない
…今の日本や英も、同じ理由で米に従わねばならない




4.日本の幸運に気付いている人は多くない

・メディア
…「米の衰退」を吹聴
…「アジアの友人」中韓朝の支援を呼びかけ

・市民活動家
…米軍を追い出し、中国人民解放軍を招き入れようとする
…日本を米から切り離して乗っ取ろうと画策
…末端の人間は目的を知らないまま騒いでいる

・「米は頼りにならないから自主防衛すべき」という論調
…軍備増強や核武装という意味であれば賛成
…安保破棄という意味であれば反対
…米から離れたら、中露に洗脳されて対米戦の手駒に使われる
…消極的な意味ではなく、日本は米と利害を共にして国を守ることがコストも安く効率的
…それがグローバル時代にふさわしい防衛戦略

・中華思想は根本的に戦闘には弱い
…事実を直視できない
…尚武の文化がない
…脅しとへつらいだけで権力を取れる
…実際に戦えば、総崩れとなって相手にならない

・中華思想は、洗脳・乗っ取り・移民侵略などは超一流
…内部に侵入して抵抗力を奪った上で、好き放題に虐殺する
…決して侮れる相手ではない



5.日米中露韓朝の関係

・ものは考えよう
…露が相手でも、中国、朝鮮半島が簡単にやられるとは思えない
…日本が犠牲を払わなくとも、露の南下を防いでくれる
…露が強くなれば中国、朝鮮半島を助ける方向で考えるが、基本的にはその必要もない

・韓国は日米と離れようとしている
…「彼らにとっての真実」を北朝鮮に書き換えられた
…しかし、実は日本も似たような状況。教育やメディアを乗っ取られ、小さな頃から洗脳される。

・日本は米英と協調して中露を抑えるしかない
…歴史や地政学の事実を積み上げればそうなる
…新たな冷戦の最前線に立ち、思想戦・電子戦を戦い抜くしかない

・自国民すら虐殺する大陸国家に呑み込まれたら、気楽で安全な生活などない
…日本にも中韓の下に入ろうという人がけっこういる、そうすれば安寧な生活が保障されるのだと
…しかし、それはとんでもないこと、気楽で安全な生活などない
…戦闘が不得意な彼らの代わりに、対米戦の最前線に投入されるだけ

・太平洋戦争のときも似た構図
…最前線で米中と戦った日本に対し、朝鮮半島は終戦までほぼ無傷
…当時の「大東亜共栄圏」は、今の「東アジア共同体」と同じ
…日本の犠牲の上に彼らの「世界一願望」を叶える自虐ボランティアだったと思う
…旧日本軍の無能ぶりや責任転嫁は、中華思想や小中華思想とそっくり。かつて日本はそういった思想に毒されて、身を滅ぼしたのではないかと思う。

・日本が海洋国家としての本分に立ち戻り、米英と協力して中露韓朝を封鎖するのであれば、冷戦時代と同じように繁栄する

・逆に中韓朝の下に組み入れられれば、必然的に米と戦うことになる
…日本人がやりたくなくても、それは無理だろと思っても、命令するのは中韓朝となる
…辛い役目を押し付けられ、決して報われることなく負けることは確実

・米中は仲良くやれるのか?
…中華思想に中立者の概念はない。ボスと奴隷以外は全員敵。米露印も、いつか潰さねばならない敵。世界で一番であるはずの彼らはそう考える。
…「でも前線で戦って死んでゆくのは奴隷の日本人だから、がんばってね!」



6.日中友好・日韓友好の行き着く先は対米戦争

・日本への工作は過去何十年も行われてきた
…韓国が米国側だったため、「大陸勢力」と「海洋勢力」のバランスはそれなりに取れていた
…しかし、韓国は軍政をやめて以来、急速に「免疫力」を失くし、20年も経たずに中国・北朝鮮の勢力下に組み入れられた
…それに連れて、日本メディアも急速に大陸側に傾斜していった

・日本も他国の工作に対抗すべき
…しかし、スパイ防止法すら制定せず、軍事機密も産業機密も盗まれまくり
…日本では、「他人に思考を操作されるのは危険なこと」という意識すらない
…日本では、意図的に流される情報に簡単に影響され、言われるがまま行動することが多い

・現在の日本メディアはかなり「大陸寄り」
…ここ数年は、米を憎んで戦わせるための下地作りのような「作品」が目につく
…このままだと、「気付いたら米と戦っていた」的な状況に陥るかもしれない

・日本はいつでも、大陸文明と海洋文明の対立の最前線にいる
・現在は特に、「繁栄するか滅亡するか」の重要な分岐点にさしかかっている



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米中冷戦における日本(9):結論

「ワイルドインベスターズ ブログ 「それを教えちゃマズイだろ!」」様
2012年9月17日記事「米中冷戦における日本(9終):中韓朝との冷戦か、米英とのリアル戦争か」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/9-3553.html



1.米英の特徴

米国の長所
  ・武力で日本を屈服させられるのは米のみ
  ・表向きはフェアであろうとする
  ・不平等契約を押し付けることはあるが、自ら契約違反はしない
     例:契約を違える前に破棄する、義理堅いジャイアンみたい
  ・スポーツマンシップや博愛精神に、結構、溢れている
     例1:沖縄返還要求に応じて変換
     例2:トモダチ作戦では危険地域で活動(信濃注:福島第一原発周辺のことか)
  ・米は、世界中でダントツで、同盟して助け合える国

米国の短所
  ・外交はあまり上手でない
     例1:パレスチナ問題に巻き込まれ、アラブ人の恨みを買う(英の嘘から始まった問題)
     例2:ベトナム戦争で泥沼にはまる(仏が引き起こした戦争)
     例3:北朝鮮に騙されて支援、10年以上も無駄な会議に付き合わされる
        (信濃注:六か国協議のことか)
     例4:リビア内戦を手伝って大使を殺害される(仏・伊が介入を始めた内戦)
  ・良いことをしているつもりでも恨みを買い、損な役回りをする
  ・日本の次に外交が下手な国と言ってもよい

英国の長所
  ・米国同様、頼りになる
  ・王族も兵役に就く
  ・名門大学には、ノブレス・オブリージュを果たそうと戦死した卒業生が山ほどいる
     例1:オックスフォード、ケンブリッジなどの大学
     例2:子供の経歴が傷つかないようにと、箱入りで育てる日本とは正反対
  ・エリート層の自覚と根性は、日本と雲泥の差
   (もちろん、いろいろ共通点も多いが)

英国の短所
  ・昔は相当なワル
     例1:海賊にスペイン船を襲わせて海上覇権を握る
     例2:自分のティータイムを楽しむために、ある国にアヘンを売りつける
         (信濃注:中国・清のこと。結果、アヘン戦争、アロー戦争に至る)
     例3:パレスチナ問題では、ユダヤ人・アラブ人・フランス人・ロシア人を同時に騙し、
        米国に尻拭いをさせる
         (信濃注:三枚舌外交)
     例4:世界各地に領土を持ち、かつての海の王者の片鱗を見せる
         (信濃注:現在でも「太陽の沈まない国」)



2.中韓朝(特定アジア、特亜)の特徴

中間まとめ -------------------------------
  ・大陸国家である
  ・中華思想の思考回路で動く
  ・根底にある中華思想とは、一種の選民思想、あるいは、一種のカースト制度
  ・ガチンコ戦争に勝てる文明ではない
  ・中韓朝には崩壊の兆しがある
  ・自国民ですら見捨てる国に呑み込まれたら、日本に未来はない
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信濃注:以下、短所ばかりのような...

中華思想の思考回路で動く
  ・内輪揉めばかりで団結しない
  ・科学技術が発展しない
  ・ガチンコ戦争に勝てる文明ではない
  ・洗脳・乗っ取り・移民侵略は超一流
     例1:他国の領土を奪い取る
     例2:技術や資金を貢がせる
  ・国民が喜んで創造的生産活動に勤しむ価値観がない
   (従って、最新技術をメンテナンスできない)
  ・他国から奪うものが少なくなると攻撃性は同朋に向く
     例:凄惨な内ゲバを始める
  ・平時には混乱をネタに交渉を有利に進める
     例1:死人が出てもいいのか?、と脅す
     例2:戦争したいのか!、と脅す
  ・本格的に対決を始めると、からっきし勝てない
  ・日本が謝って援助して領土を譲ったところで、理不尽な要求と反日が終わるわけではない
  ・反日は政敵を名指ししないための指桑罵槐(しそうばかい)
     例:日本を叩いているフリをして、国内の政敵と熾烈な殺し合いをしている

信濃注:指桑罵槐(しそうばかい) -wikipedia
  中国の兵法書「三十六計」の計略の一つ。三十六計中の二十六計にあたり、味方に対して
  行う計略だとされる。書き下して「桑を指して槐(エンジュ)を罵る」ともいう。

中華思想
  ・根底にある中華思想とは、一種の選民思想、あるいは、一種のカースト制度
  ・豊かになっても、「反日教育」をやめても、民主国家になっても、ストレスのはけ口として
   反日は変わらないだろう
  ・事実、中韓は豊かになるにつれて反日活動が加速
  ・中韓の反日は、貧困、教育、政治形態の問題ではない
  ・中韓の反日は、根深い「思想・文化の問題」

自国民ですら見捨てる国に呑み込まれたら、日本に未来はない
  ・中韓人の中で頭がよく、合理的な人々(信濃注:エリート層)は先進国に逃げる
  ・自国では自らの能力が生かされないことを理解している
  ・自国では幸せな人生を送れないことを理解している
  
中韓朝には崩壊の兆しがある
  ・文明に内蔵された自爆タイマー
  ・日本がサポートしても、多少遅らせることはできても止められない
  ・自国民すら見捨てる国の言うことを聞いて、奴隷扱いされて、人生を棒に振ってまで助ける
   意味などない
  ・中韓朝の無茶苦茶な要求を聞いていれば、最後には、米英とのリアル戦争になるだろう
  ・日本は海洋国家の本文を再確認し、「太平洋の蓋」の機能を果たせば、冷戦の中で再び
   繁栄するだろう



3.米中冷戦大歓迎

中間まとめ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  ・米中冷戦大歓迎
     中国の成長は日米に支えられたもの
     軍拡競争に引きずり込めば、中共はソ連のように瓦解する
  ・中露は不倶戴天の敵
     中露の同盟による日本叩きは長続きしない
     お互いに大陸国家同士で、拡大路線の中露は、いずれ争う運命
     時間が経てば必ず険悪になる
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米中冷戦大歓迎
  ・軍拡競争に引きずり込めば、中共はソ連のように瓦解する


中国の歴史が示すもの
  ・中国の成長は日米に支えられたもの
   (信濃注:逆に、冷戦下では時間が経っても成長しないということだろう)
  ・中国の成長が止まれば、国内で殺し合いが始まる

中露関係
  ・中国は、今でこそロシアと同盟して日本を叩くが、長続きはしない
  ・長い国境を接する大陸国家同士が、敵対しないわけがない
  ・最近は、中国人がシベリアに大量移民して乗っ取ろうとしており、ロシア側は東洋人を襲う
   ことで対抗している
  ・お互いに大陸国家同士で、拡大路線の中露は、いずれ争う運命

日露関係、日・特亜関係
  ・日本と特定アジアは、交易だけに限れば共存可能
  ・日本とロシアも、海を挟んで共存可能

中露は不倶戴天の敵
  ・時間が経てば必ず険悪になる
  ・本来、中国がこれほど力をつけたら、ロシアと日本は手を結ぶべきだ
   (信濃注:中国同様にロシアも信用できないような。米国も黙っていないだろう。)
  ・中国系移民や親中派のせいか、米国はプーチンを敵視
  ・米国の敵視に対抗するため、プーチンは中国と手を組んだ
  ・プーチンは最近になって日本にラブコールを送っている
  ・プーチンは中国移民によるシベリア乗っ取りに危機感を覚え始めたのかもしれない
 
信濃注:プーチンのラブコールはどこまで本気か怪しい
   2010年11月1日 露・メドベージェフ大統領、北方領土・国後島訪問
   2012年5月7日 露・プーチン、大統領就任
   2012年7月3日 露・メドベージェフ首相、北方領土・国後島訪問(2回目)
   2012年9月17日 この記事が寄稿される
   2015年8月22日 露・メドベージェフ首相、北方領土・国後島訪問(3回目)




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引用元:

「ワイルドインベスターズ ブログ 「それを教えちゃマズイだろ!」」様
2012年8月23日記事「米中冷戦における日本(1):序論」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-1108.html
2012年8月24日記事「米中冷戦における日本(2):地政学的に恵まれた日本」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/2-9dbe.html
2012年8月27日記事「米中冷戦における日本(3):中華文明が進歩しない理由」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/3-5770.html
2012年8月29日記事「米中冷戦における日本(4):朝鮮半島の思考回路」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/4-49ee.html
2012年8月31日記事「米中冷戦における日本(5):軍部利権としての朝鮮併合」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/5.html
2012年9月3日記事「米中冷戦における日本(6):日本が韓国に甘い理由」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/6-ca1c.html
2012年9月4日記事「米中冷戦における日本(7):日韓、米日、沖縄の相似形」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/7-db2e.html
2012年9月11日記事「米中冷戦における日本(8):「戦利品」としての日本の価値」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/8-1210.html
2012年9月17日記事「米中冷戦における日本(9終):中韓朝との冷戦か、米英とのリアル戦争か」
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/9-3553.html

ブログ主様のプロフィール(公開情報、2015.11.14時点)
逆張り投資家
1行紹介
「日本を投資大国にする!」ために情報発信しているプロ投資家です。
自己紹介文
「投資や国際情勢に関するディープな話題を中心に、人生に役立つ与太話を提供します。
ごく片手間ですので、忙しさに応じて更新回数が変わります。基本的に引きこもりのオタクですから、コメントに対する返事はあまり期待しないでください(笑)。」



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改訂履歴
※2015.12.25、新規作成 、第1回~第5回記事の「要約」を抜き取って要約集(本記事)に移動
※2015.12.26、要約追記、「米中冷戦における日本(6):日本が韓国に甘い理由」
※2015.12.27、要約追記、「米中冷戦における日本(7):日韓・米日・沖縄の相似形」
※2015.12.30、要約追記、「米中冷戦における日本(8):戦利品としての日本の価値」

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