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2016年1月5日火曜日

【予備知識】 サウジ・イラン断交


サウジアラビアとイランとが国交断絶に至りました。
事態は急展開しているようで、次々と重要ニュースが飛び込んでいます。
「第三次世界大戦に発展する可能性がある」という記事が産経ニュースに掲載されたほどです。

今のところ、米露が仲介に名乗りを上げているようです。
しかし、「米国は何もできない」という分析もあり、事態は楽観できません。
(下記の記事、作家・元外務省主任分析官、佐藤優氏の分析)
仮に事態が落ち着いたとしても、ロシア有利に事が進んでしまったら先々が怪しくなってくるでしょう。

【サウジ・イラン断交】作家・元外務省主任分析官、佐藤優氏「第三次世界大戦に発展の恐れも」
産経ニュース、
【サウジ・イラン断交】米、仲介外交に乗り出す 「双方が中東情勢の緊張を緩和する必要ある」と報道官 産経ニュース、
ロシアが仲介に意欲 両外相を「モスクワに招く用意ある」




 シリア情勢、ウクライナ情勢を含めて米欧露関係(トルコ含む)は悪化しています。西側諸国に近いサウジと、ロシアに近いイランとの対立が悪化すれば、それに引きずられてシリア情勢、トルコ情勢、ウクライナ情勢も緊迫化する可能性があります。
 米国にとっては中国との二正面作戦は避けたいところでしょう。
 ロシアにとっては米中、米露の二正面作戦に持ち込みたいところでしょう。
 中東情勢、欧州情勢が緊迫化すれば、日本の東シナ海における役割はますます大きくなることでしょう。(日本がホルムズ海峡対策の検討に入ったことも報道されました、2016.1.6追記)
 余命ブログでは取り上げられていませんが、展開から目が離せません。

 そこで、あくまで「予備知識」としてですが、以下のまとめ記事を作ってみました。
 よろしければお読みください。



【研究ノート】 サウジ・イラン断交、2016.1、重要記事リンク
【研究ノート】 サウジアラビア、国の概要
【研究ノート】 バーレーン、国の概要
【研究ノート】 イエメン、国の概要
【研究ノート】 イラン、国の概要

イラン、国際関係の概要
wikipedia-イランの国際関係

中東情勢の概要、2016.1 (サウジ・イラン対立)
【シリア情勢】「米国は裁定力をロシアに奪われた」 山内昌之明治大特任教授 産経ニュース、
【サウジ・イラン断交】アラブ連盟、イランの「内政干渉」非難も実質的封じ込め策に踏み込めず更新



ホルムズ海峡、サウジ、イラン
「どうなるホルムズ海峡!? 地政学リスクは日本にも大きな影響!!」
「U-style 明日はきっと今日よりいい日」様、2012年1月6日記事



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改訂履歴
※2016.1.5、リンク追記、「【研究ノート】イランの国際関係」(18:50追記)
※2016.1.6、画像追記、「ホルムズ海峡、サウジ、イラン」
※2016.1.6、リンク追記、「【研究ノート】バーレーン、国の概要」
※2016.1.6、解説追記、「日本がホルムズ海峡対策の検討に入ったことも報道されました」
※2016.1.8、リンク追記、「【研究ノート】イエメン、国の概要」
※2016.1.12、リンク追記、「【研究ノート】中東情勢の概要、2016.1」
※2016.1.12、リンクのタイトル変更(他の記事との整合性をとるため)、「【研究ノート】イランの国際関係」>>「【研究ノート】イラン、国際関係の概要」
※2016.2.28、リンク名変更、「【研究ノート】 サウジ・イラン断交、2016.1、重要記事抜粋」 >> 「【研究ノート】 サウジ・イラン断交、2016.1、重要記事リンク」
※2016.2.28、リンク変更、変更前のリンクは以下
【研究ノート】 イラン、国際関係の概要
【研究ノート】 中東情勢の概要、2016.1

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