尖閣諸島周辺の接続水域に、約230隻の中国漁船、約7隻の中国海警局船が侵入する事案が発生しました。漁船乗組員は軍事訓練を受けた漁民(民兵)、海警局船は砲を搭載しているとか。
これらの船団が大挙して島に押し寄せ、上陸する可能性がないとは言えません。ただし、上陸すれば自衛隊出動、場合によっては対日米開戦となる可能性を考えると、さすがに可能性は低いでしょう。
しかし、可能性が低くても、沖縄県民、特に尖閣諸島に近い石垣島、宮古島の方々にとっては切実な脅威だと思います。数百隻の中国船団に対して、海上保安庁が対処してくれるだけでは心配でしょう。海上警備行動を発令して、自衛隊が対処してくれたらどれだけ安心か。
政府にとっては、海上保安庁だけで手に負えない場合、主権を守る、国民を守る毅然とした態度を示す必要はあるでしょう。その反面、仮に自衛隊出動によって開戦となった場合、どちらが先に手を出したかという問題は残るでしょう。その辺りを踏まえて、海上保安庁と協力するなりして何らかの対処を取られることを望みます。
これらを踏まえて、海上警備行動の発令を促す有志メールを作成しました。安倍総理、稲田防衛相、自衛隊の皆様の後押しになればと思います。ご賛同いただける読者さんにおかれましては、コピペして送信していただければと思います。
本件の特徴を考えますと、送信は1回限りで良いかと思います。同じような事案が発生したら、その都度、有志メールを送った方が効果的だと思いますので。送信期間は本日から1週間程度のうちで良いかと思います(2016.8.7~8.14辺りまで)。
※簡易分析 (2016.8.8追加)
中国は安倍新内閣と稲田防衛相の対応能力、対応方法を見ているものと考える。8.6、8.7の土日連休中に広島原爆の日、リオ五輪開幕、連休明けに天皇陛下ビデオメッセージ、長崎原爆の日と一連の重要行事が続く。マスコミにとっては話題が多く、中国事案を隠蔽しやすい。数日置いて8.13~8.16にお盆連休、終戦記念日。
2016.8.16(火) 送り盆(盆明け)
2016.8.15(月) 終戦記念日
2016.8.13(土) 迎え盆(盆入り)
2016.8.12(金) 夜から帰省が始まるか
・・・・・
2016.8.9(火) 長崎原爆の日
2016.8.8(月) 天皇陛下、ご譲位に関するビデオメッセージ公開(15:00~)
2016.8.7(日)
…尖閣諸島周辺、中国海警局船などの中国公船13隻が接続水域に侵入、このうち午前2隻、夕方2隻が相次いで領海侵入、中国漁船多数が接続水域を航行
2016.8.6(土) 広島原爆の日、リオ五輪開会式(日本時間8.6、8:00、ブラジル時間8.5、20:00)
…尖閣諸島周辺、中国海警局船7隻が接続水域に侵入(3隻は武器搭載)、中国漁船約230隻が接続水域を航行
2016.8.5(金)
…尖閣諸島周辺、中国海警局船2隻、中国漁船6隻が領海侵入
・・・・・ 中国、稲田防衛相叩き
2016.8.3(水) 安倍改造内閣発足、稲田防衛相就任
※有志メールが通じたものと思いたいですね。 (2016.8.8追加)
【緊迫・東シナ海】安倍首相、尖閣諸島周辺での中国公船航行問題で「毅然とした対応」を指示
【緊迫・東シナ海】稲田朋美防衛相「わが国固有の領土、領海、領空を断固として守り抜く」
※解説資料 (読者さん向け添付資料欄で一部引用、2016.8.7、11:30追記)
wikipedia-海上警備行動
wikipedia-治安出動
wikipedia-防衛出動
送信先1、首相官邸(いわゆる官邸メール)
1.送信先のテーマ欄に、本稿のテーマ欄「有志m25-c01-s001号 自衛隊・海上警備行動の発令を支持します」 をコピペする。
2.送信先のご意見・ご要望欄に、本稿のご意見・ご要望欄「沖縄県の尖閣諸島周辺に (中略) 砲らしきものを搭載しているという。」 をコピペする。
首相官邸ホームページ、ご意見募集(首相官邸に対するご意見・ご要望)
…テーマ、ご意見・ご要望(2000字以内)、メールアドレスは必須
…年齢、性別、住所は「無回答」を選択可
送信先2、防衛省
1.送信先のご意見・ご要望欄に、本稿の「テーマ 有志m25-c01-s001号 (中略) 砲らしきものを搭載しているという。」 まで一括でコピペする。
2.送付先として「防衛省」にチェックを入れる(□をクリック)。
電子政府の総合窓口 e-Gov、各府省への政策に関する意見・要望
…首相官邸ホームページ、トップページ >> ご意見・ご感想 >> ご意見募集(各府省庁に直接送信) をクリックすると開く
…題名欄なし、 ご意見・ご要望2000字以内は必須
…メールアドレスは任意
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
メール文面
テーマ
有志m25-c01-s001号 自衛隊・海上警備行動の発令を支持します
ご意見・ご要望
沖縄県の尖閣諸島周辺に230隻もの中国漁船、および、7隻もの中国海警局船が集結する事案が発生しました。漁船乗組員は軍事訓練を受けた漁民(民兵)、海警局船は砲を搭載しているとか。心配なのは、日本の主権が侵害されることだけではありません。沖縄県民、特に尖閣諸島に近い石垣島、宮古島の住民をはじめとする日本国民の命も心配でなりません。
これらの船団が大挙して、人が住む有人島に押し寄せた場合、海上保安庁だけで上陸を阻止できるとは思えません。上陸後も警察だけで制圧できるとは思えません。中国人の国民性、自国民でさえ平気で虐殺する国民性を踏まえて考えると、上陸した場合の被害は想像を絶すると思われます。
尖閣諸島周辺に対して、海上警備行動の発令による自衛隊の出動を支持します。状況判断の結果、治安出動、防衛出動があっても支持します。政府におかれましては、主権を守る、国民を守る毅然とした態度を示す以外にも、仮に自衛隊出動によって開戦となった場合、どちらが先に手を出したかという問題は残るのかもしれません。素人には分かりかねますので、その辺りを踏まえて、海上保安庁と協力するなりして何らかの対処を取られることを望みます。
どうか、どうか、沖縄県民をはじめとする日本国民をお守りください。外交努力を尽くしても限界がある現状で日本国民を守れるのは、安倍総理、稲田防衛大臣をはじめとする政府と、自衛隊の皆様しかおりません。
政府・自衛隊に対する国民の理解、支持、協力が得られるように、ささやかながら私も努力いたします。具体的には、ほとんどのマスコミが報じない事実情報の拡散を通じて、身近な人達に理解を促す努力をいたします。何卒、よろしくお願いいたします。
中国の漁船230隻と武装公船が尖閣接続水域に 外務省が2度にわたり対中抗議も居座る
尖閣へ集結の中国漁船約230隻、乗り込むのは軍事訓練受けた漁民か 習近平政権、日本支配の打破へ新段階 南シナ海関与を牽制も
産経ニュース、2016.8.6 20:38
http://www.sankei.com/world/news/160806/wor1608060058-n1.html
(前略) 今回も漁船に乗り込んでいるのは「射撃などの軍事訓練を受けた漁民」(中国軍事研究者)で、中国当局や軍の意を受けて動く民兵の一種とみられる。(中略)
先月12日にオランダ・ハーグの仲裁裁判所が南シナ海における中国の主権を全面的に否定する判断を示して以降も、中国は海洋進出の既成事実を積み重ねる姿勢を崩していない。今後、行動をエスカレートさせる可能性もある。
中国が大量の船や大型船を尖閣周辺に出せば海上保安庁による対応は難しくなる。中国は海上警備行動の発令を「軍事力の行使だ」として牽制しているが、日本側の毅然(きぜん)とした対応が求められている。
中国海警局の船新たに1隻が接続水域へ 計7隻
産経ニュース、2016.8.6 17:50
http://www.sankei.com/world/news/160806/wor1608060047-n1.html
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域に中国海警局の船6隻と中国漁船約230隻が確認された問題で、海上保安庁は6日、中国海警局の船1隻を新たに接続水域内で確認したと発表した。接続水域内を航行する中国海警局の船は計7隻になった
海上保安庁によると、同庁の巡視船は同日午後2時15分ごろ、中国海警局の船1隻が魚釣島北北西で日本の接続水域に入るのを確認。砲らしきものを搭載しているという。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「読者さん向け」添付資料 (メールで送信しないでください)
添付資料一覧
解説資料
wikipedia-海上警備行動
wikipedia-治安出動
wikipedia-防衛出動
報道資料
【緊迫・東シナ海】安倍首相、尖閣諸島周辺での中国公船航行問題で「毅然とした対応」を指示
【緊迫・東シナ海】稲田朋美防衛相「わが国固有の領土、領海、領空を断固として守り抜く」
【緊迫・東シナ海】尖閣で挑発繰り返す中国・習近平指導部で何が起きているのか?
産経ニュース、
中国公船の領海侵入 北京の日本大使館も抗議
尖閣周辺で中国公船 13隻、過去最多…政府は3日連続抗議 領海にも断続的に侵入
尖閣周辺の中国公船11隻に 政府、3日連続で抗議「主権侵害だ」 2隻は一時領海侵入
中国公船2隻が領海侵入 外務省が程永華中国大使に抗議「わが国主権の侵害であり、断固として認められない」
中国海警局の船新たに2隻が尖閣接続水域へ 計9隻 うち2隻が領海侵入
接続水域に中国海警7隻 政府 分析急ぐ
NHKニュースWEB、2016年8月7日
中国の漁船230隻と武装公船が尖閣接続水域に 外務省が2度にわたり対中抗議も居座る
中国、尖閣周辺の航行を正当化 尖閣は「固有の領土」
尖閣へ集結の中国漁船約230隻、乗り込むのは軍事訓練受けた漁民か 習近平政権、日本支配の打破へ新段階 南シナ海関与を牽制も
中国海警局の船新たに1隻が接続水域へ 計7隻
尖閣の接続水域に中国海警局6隻と中国漁船230隻来襲! 外務省の金杉アジア大洋州局長「緊張をさらに高めるエスカレーションだ」
中国公船、尖閣領海で漁船と航行 外務次官、大使呼び抗議 識者「一歩、挑発進めてきた」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
解説資料
wikipedia-海上警備行動
海上警備行動とは、防衛大臣が、海上における人命若しくは財産の保護又は治安の維持のため特別の必要があると判断した場合に命ぜられる、自衛隊の部隊による海上における必要な行動をいう。1999年(平成11年)の「能登半島沖不審船事件」に際し、初めて発動された。
>> 概要
強力な武器を所持していると見られる艦船・不審船が現れる等、海上保安庁の対応能力を超えていると判断されたときに、防衛大臣の命令により発令される海上における治安維持のための行動である。
自衛隊法82条に規定されたものであり、自衛隊法93条に権限についての規定が定められている。海上における治安出動に相当し、警察官職務執行法・海上保安庁法が準用される。発令に当たっては、閣議を経て、内閣総理大臣による承認が必要である。
相手船舶が本格的に日本への攻撃の意思を明らかにして、海上警備行動でも対応できない場合は、防衛出動が発令されるが、これは防衛大臣に命令権がなく、内閣総理大臣が直接発令する。防衛大臣が発令できるもので最高位のものが海上警備行動である。
(引用以上)
wikipedia-治安出動
治安出動とは、一般の警察力をもっては治安を維持することができないと認められる場合に、内閣総理大臣の命令または都道府県知事の要請により行われる自衛隊の行動。内閣総理大臣の命令による出動は自衛隊法78条に、都道府県知事の要請による出動は同法81条に基づく。
>> 概要
治安出動には2種類あり、内閣総理大臣の命令による治安出動を「命令による治安出動」(自衛隊法78条)といい、都道府県知事の要請による治安出動を「要請による治安出動」(同法81条)という。「要請による治安出動」の場合も、自衛隊に出動を命じるのは内閣総理大臣である。
いずれの治安出動においても、警察官職務執行法を準用し、必要な「武器の使用」が認められる。ただし、出動自衛官による「武器の使用」に当たっては、正当防衛または緊急避難に該当する場合を除き、部隊指揮官の命令によらなければならない。
これまで、安保闘争、1960年代の学生運動、労働争議、新宿騒乱、あさま山荘事件等への対応やオウム真理教事件における教団への強制捜査において治安出動が検討されたことはあり、治安出動の請願が地方議会で可決されたこともある。しかし、“軍隊”の実力を騒動鎮圧や治安維持に用いるのと同じなので、実際に治安出動が発令されたことは一度もない。破壊活動防止法と並んで、治安維持における「伝家の宝刀」と呼ばれる。発令された場合は、諸外国の外務主管庁から“渡航の安全に関する情報”(渡航自粛・退避・出国勧告)が自国民に出される大規模な暴動や内乱が国内で起きている事になる。
(引用以上)
wikipedia-防衛出動
防衛出動とは、日本に対する外部からの武力攻撃が発生した事態または武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態に際して、日本を防衛するため必要があると認める場合に、内閣総理大臣の命令により、自衛隊の一部または全部が出動すること。自衛隊法第6章「自衛隊の行動」のうち第76条に規定されている。一種の軍事行動と解される。ただし、戦時国際法上の宣戦布告には該当せず、自衛権を行使することはできても、交戦権は認められない。
>> 概要
防衛出動は、自衛権行使の一態様であり、現行法で最もハイレベルの防衛行動とされる。防衛出動には国会の承認が求められるなど、様々な制約がある反面、武力攻撃を排除するため、自衛権に基づき必要な「武力の行使」が認められ、多くの権限が定められるなど、内閣総理大臣の指揮監督の下、自衛隊の幅広い活動を可能にする。日本国憲法下において過去に防衛出動が行われたことは一度もない。
自衛隊法には、「第6章:自衛隊の行動」として、この他、治安出動、施設等の警護出動、海上における警備行動、海賊対処行動、弾道ミサイル等に対する破壊措置、災害派遣、地震防災派遣、原子力災害派遣、領空侵犯に対する措置などが第76条から第82条にかけて定められている。
これら、防衛出動以外の自衛隊の行動と防衛出動の大きな違いは、「武力の行使」にある。防衛出動時には、自衛隊法88条に基づき、出動自衛隊は「わが国を防衛するため、必要な武力を行使」することができる。これに対して、防衛出動以外の行動においては、自衛隊は警察官職務執行法を準用した「武器の使用」が認められるにとどまる。これは、防衛出動以外の行動は、「軍服を着た警察官」としての行動であるのに対して、防衛出動は侵略行為への対処が目的であることによる。
(引用以上)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
報道資料
【緊迫・東シナ海】安倍首相、尖閣諸島周辺での中国公船航行問題で「毅然とした対応」を指示
一方、菅義偉官房長官は8日午前の記者会見で、同日午前10時時点で、中国公船12隻が尖閣諸島周辺の接続水域内を航行し、域内にとどまっていると明らかにした。5日以降、再三の日本側の抗議にも関わらず、中国の漁船と公船が連日尖閣諸島周辺に押し寄せていることに対し、菅氏は「中国側に事態をエスカレートさせないよう強く求めていく」と強調した。中国側が尖閣諸島周辺海域に漁船を約300隻集結させたのは南シナ海問題で中国批判を強める日本へのけん制との見方もあるが、菅氏は「現時点において政府として確固たることを申し上げることは控えたい」とだけ述べた。
海上警備行動の発令など尖閣諸島周辺の警備体制強化に関しては「現時点では、海上保安庁を中心に関係省庁でしっかり対応していく」と述べるにとどめた。
(引用以上)
【緊迫・東シナ海】稲田朋美防衛相「わが国固有の領土、領海、領空を断固として守り抜く」
また、中国海警局の公船が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に侵入したことに関しては「海上保安庁に情報提供するなど連携して対応している。わが国固有の領土、領海、領空を断固として守り抜く」と述べた。
(引用以上)
【緊迫・東シナ海】尖閣で挑発繰り返す中国・習近平指導部で何が起きているのか?
産経ニュース、
この関係者によれば、共産党長老と現役指導部らが参加する北戴河会議は7月末に始まったもようで、党長老らの習指導部に対する批判が高まることは必至だといわれている。内政面では最近景気が低迷し、各地でデモが頻発。仲裁裁判所の裁定では中国が「核心的利益」と主張する南シナ海問題で“全面敗北”し、米軍の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国への配備が決まるなど、外交面でも失点が続いた。
党長老たちはいらだち、李克強首相と習氏の経済政策における対立も深刻化しているという。党内には李瑞環・元政治協商会議主席ら改革派長老を中心に、習指導部が主導する現在の対外強硬路線を改め、日米などと協調を図るべきだといった意見が強まっていると証言する党幹部もいる。
これらの意見に対抗するため、習指導部は東シナ海で挑発行為をすることで意図的に日本との緊張関係を作り、国民の危機感を高めようとしているようだ。
今回、尖閣周辺に230隻の漁船が同時に押し寄せた。事前に綿密に準備し、ほとんどが浙江、福建省から出発したものとみられる。両省はいずれも習氏の元勤務地で、習氏周辺や地方指導者と深い関係にある。習氏の側近で、人民解放軍の羅援少将は数年前から、軍の地方組織、人民武装部が民兵を訓練して漁船に乗せて海洋権益を守るべきだとメディアで提言している。今回、漁船に乗っているのは新しく訓練された民兵の可能性もある。
(引用以上)
中国公船の領海侵入 北京の日本大使館も抗議
7日午後には伊藤康一公使が中国外務省に対して、中国公船が尖閣周辺の接続水域から立ち去るよう求めた。
横井大使らは6日にも尖閣周辺の接続水域に中国公船が入ったことに対して抗議している。(共同)
(引用以上)
尖閣周辺で中国公船 13隻、過去最多…政府は3日連続抗議 領海にも断続的に侵入
海上保安庁は7日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域に、中国海警局などの公船6隻が新たに入ったのを確認した。6日の7隻から計13隻に増えた。このうち2隻は、午前10時すぎから約35分にわたり領海に侵入。さらに、2隻が夕方に相次いで領海に入った。日本政府は、中国海警局の活発な動きは日本の主権侵害だとして3日連続で抗議した。
海保によると、尖閣周辺で同時に航行が確認された中国公船の数としては、日本政府が尖閣諸島を国有化した直後の平成24年9月18日の12隻を上回り、過去最多となった。公船の周辺では6日に続き中国の漁船も多数確認された。
第11管区海上保安本部(那覇)によると、中国当局の船が尖閣周辺の領海に侵入したのは5日以来で、今年に入って22日目。
外務省の杉山晋輔事務次官は、程永華駐日大使に「主権侵害だ。一連の中国側の行動は緊張を著しく高める一方的なもので決して受け入れられない」と抗議した。
(引用以上)
尖閣周辺の中国公船11隻に 政府、3日連続で抗議「主権侵害だ」 2隻は一時領海侵入
海上保安庁は7日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域に、中国海警局などの公船4隻が新たに入ったのを確認した。6日の7隻から計11隻に増えた。このうち2隻は、午前10時すぎから約35分にわたり領海に侵入した。日本政府は、中国海警局の活発な動きは日本の主権侵害だとして3日連続で抗議した。
海保によると、尖閣周辺で同時に確認された中国公船の数としては、日本政府が平成24年9月に尖閣諸島を国有化した際の12隻に次ぐ規模となった。公船の周辺では6日に続き中国の漁船も多数確認された。
第11管区海上保安本部(那覇)によると、6日に接続水域で確認された7隻のうち2隻(海警2166、海警33115)が領海に侵入した。中国当局の船が尖閣周辺の領海に侵入したのは5日以来で、今年に入って22日目。
外務省の杉山晋輔事務次官は、程永華駐日大使に「主権侵害だ。一連の中国側の行動は緊張を著しく高める一方的なもので決して受け入れられない」と抗議した。
(引用以上)
中国公船2隻が領海侵入 外務省が程永華中国大使に抗議「わが国主権の侵害であり、断固として認められない」
これに先立ち外務省の金杉憲治アジア大洋州局長から中国大使館の郭燕公使に対し、現場の緊張を高める中国側の行動に抗議を行い、公船が接続水域から立ち去るよう強く求めた。
(引用以上)
中国海警局の船新たに2隻が尖閣接続水域へ 計9隻 うち2隻が領海侵入
海上保安庁によると、同庁の巡視船は中国海警局の公船計2隻が、それぞれ同日午前5時ごろと午前8時10分ごろ、魚釣島北西で日本の接続水域に入るのを確認した。領海に侵入したのは6日までに接続水域に入っていた公船2隻で、7日午前10時ごろに確認された。
(引用以上)
接続水域に中国海警7隻 政府 分析急ぐ
NHKニュースWEB、2016年8月7日
政府は6日、中国海警局の船7隻が沖縄県の尖閣諸島周辺の接続水域に入ったことを受けて、「緊張を高める一方的な行為だ」として抗議し、警戒を続けるとともに、中国側の意図やねらいについて分析を急いでいます。
6日、中国海警局の船7隻が沖縄県の尖閣諸島周辺の日本の領海のすぐ外側にある接続水域に入り、中国の漁船およそ300隻がその周辺を航行しているのが確認されました。これを受けて、政府は、外務省の金杉アジア大洋州局長が東京にある中国大使館の公使に対し、電話で2度にわたって、直ちに接続水域から立ち去るよう求めるとともに、「現場の緊張を高める一方的なエスカレーションで、決して受け入れられない」として強く抗議しました。
この問題をめぐっては、5日、中国海警局の船2隻が、中国の国旗を掲げた漁船6隻とともに尖閣諸島周辺の日本の領海に侵入し、外務省の杉山事務次官が、中国の程永華駐日大使を外務省に呼び出して抗議しました。外務省関係者は中国の一連の行動について、「中国海警局の船が7隻同時に接続水域に入るのは異例だ。中国がこの海域での主権を主張し、既成事実化を狙っている可能性がある」と話しています。政府は、事態がこれ以上悪化しないように警戒を続けるとともに、中国側の意図やねらいについて分析を急いでいます。
(引用以上)
中国の漁船230隻と武装公船が尖閣接続水域に 外務省が2度にわたり対中抗議も居座る
数百隻規模の漁船群が公船と同時に尖閣周辺の接続水域に長時間とどまるのは異例だ。同日午前に公船6隻が確認され、うち3隻には機関砲のような武器が確認された。
さらに6日午後には武装した別の公船1隻も加わり、接続水域内の公船は7隻になった。漁船群の大半が接続水域内に入ったことも6日午後、明らかになった。
政府は、中国が公船と漁船群を尖閣海域に侵入させ、既成事実化を図っているとみて反発している。安倍晋三首相は6日午後、広島市から帰京して公邸入りし、谷内正太郎国家安全保障局長、中島敏海上保安庁長官、金杉氏らと対応を協議した。
5日にも公船2隻と漁船6隻が同じタイミングで尖閣周辺の領海に侵入し、杉山晋輔外務事務次官が中国の程永華駐日大使を外務省に呼んで抗議したばかり。日本の領海内で中国公船が漁船に立ち入り検査などを行えば、中国政府が「主権を行使した」と主張しかねない。
尖閣周辺の接続水域は、日中漁業協定で中国漁船の操業が認められていることから、多数の漁船が操業する例はある。しかし今回は、公船と共に行動しており、対日攻勢とみられる。中国には、武装した海上民兵が乗った偽装漁船も存在する。また、南シナ海でも漁船群を勢力拡張に利用してきた。このため、日本政府は警戒を強める方針だ。
(引用以上)
中国、尖閣周辺の航行を正当化 尖閣は「固有の領土」
日本外務省による中国側への抗議に対しては「情勢の緊張と複雑化を招くいかなる行動も取るべきではない。関係海域の安定のために共に建設的な努力をすべきだ」と反論。「中国側は関係海域の事態を適切にコントロールしている」と強調した。(共同)
(引用以上)
尖閣へ集結の中国漁船約230隻、乗り込むのは軍事訓練受けた漁民か 習近平政権、日本支配の打破へ新段階 南シナ海関与を牽制も
中国海警局の船新たに1隻が接続水域へ 計7隻
海上保安庁によると、同庁の巡視船は同日午後2時15分ごろ、中国海警局の船1隻が魚釣島北北西で日本の接続水域に入るのを確認。砲らしきものを搭載しているという。
(引用以上)
尖閣の接続水域に中国海警局6隻と中国漁船230隻来襲! 外務省の金杉アジア大洋州局長「緊張をさらに高めるエスカレーションだ」
金杉憲治アジア大洋州局長が在日中国大使館の公使に対し「緊張をさらに高める一方的な情勢のエスカレーションで、決して受け入れられない」と抗議した。
(引用以上)
中国公船、尖閣領海で漁船と航行 外務次官、大使呼び抗議 識者「一歩、挑発進めてきた」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
改訂履歴
※2016.8.8、コメント追加(21:30)、「※有志メールが通じたものと思いたいですね。」
※2016.8.8、簡易分析追加
※2016.8.8、報道資料追加
※2016.8.7、報道資料追加(23:00)
※2016.8.7、報道資料追加(15:00)
※2016.8.7、解説資料追加(11:30)
※2016.8.7、「読者さん向け添付資料」欄追加(11:00)
とりあえず、官邸メールを送りました。防衛省向けは保留してます。
返信削除「海上警備行動」(または防衛出動)の発動は政治案件であると考えますので、防衛省に言うのは筋違いのような気がしてます。もし、防衛省が「海上警備行動」の準備をしてないようなら、それは防衛省に抗議すべきだとは考えます。
追伸)
News-USでの伏見一派のデマコメントが酷いですね。
長文なので引用しませんが、信濃太郎様と豆腐おかか様の名前まで持ちだして分断を図ろうとしているようです。
とりあえず、余命ブログの指定記事に報告を入れときました。
>とりあえず、官邸メールを送りました。防衛省向けは保留してます。
削除>「海上警備行動」(または防衛出動)の発動は政治案件であると考えますので、防衛省に言うのは筋違いのような気がしてます。
...官邸メール送信、ありがとうございました。首相官邸向けと防衛省向けで文面、題名を変えればもっと良かったですね。次に作成する場合は留意します。
追伸
特におかかさんに対するデマコメントが酷いですね。余命さんが何を言っても駄目ですし、今の「伏見」がやめても、入れ替わって次の「伏見」がやらかす可能性もありますし...告訴・告発で一網打尽にするのが適切ですね。
私に対するデマコメントは「専門家」らしいですから、まだかわいいもんです。敵に専門家認定されるのは名誉なことであります(`・ω・´)ゞ ご期待に添えるよう努力する所存です(笑)
おおー、一号でましたね、お疲れさまです。
返信削除わたしも送信、協力させていただきます。
中国船のニュースでやきもきしていたところなので、丁度いいです。
官邸と防衛省にGoですね。
ありがとうございます。
削除心ある政治家・官僚への後押しになればと思います。
第一号はもう少し時間をかけて別の案件にしようかと思っていたのですが、タイミング的に重要なこの案件にしました。
信濃さま
返信削除おはようございます。夜遅くの準備ありがとうございます。
早速、官邸にメールしました。
ご意見・ご要望欄には、
「沖縄県の尖閣諸島周辺に (中略) 何卒、よろしくお願いいたします。」
をコピペしました。
今朝のNHKニュースだと、300隻となっていました。徐々に増えているんでしょうか。
ありがとうございます。
削除報道内容を見ると、昨日から今朝にかけて中国船団は増えているようですね。
ちょっと経過を見守ります。
信濃さん、取りまとめ役、お疲れ様です。
返信削除さっそく有志メール、送信させていただきました。
ありがとうございます。
削除T.K.さんがまとめている資料集、参考にさせてもらってます。
流れが良く理解できます。
信濃さま
返信削除こんにちは。ひとりボッチです。
早速の有志メール作成、ありがとうございます。お疲れ様です。
官邸、防衛省に送信いたしました。
政府はいつまで遺憾砲で対処するつもりなのか。こちらから先に手は出せませんが、日本の気概だけでも示して貰いたいです。
ありがとうございます。
削除>政府はいつまで遺憾砲で対処するつもりなのか。こちらから先に手は出せませんが、日本の気概だけでも示して貰いたいです。
...仰る通りです。気概を示して欲しいです。海保による海警局船への威嚇射撃とか、自衛隊の海上警備行動だけでも今までより一歩前進なのですが。
追伸
削除気概は示して欲しいですが、慎重に慎重を重ねて考えた方がいいかもしれませんね。
1日に何回か送るのって、やめた方がいいですか?
返信削除やらないで欲しいです。1回限りの送信で良いかと思います。
削除1日何回も同じ人から同じ文章を送られたら、相手は嫌がると思います。
うちのほうにも、省庁メールしてきましたという、読者の方の報告がはいってます。
返信削除伏見ブログでもどなたかが宣伝してくれているようです。
ありがたや、ありがたや。
メール送信という形で行動していただける同志がたくさんいることが分かって、少しほっとしました。
削除伏見大先生にはまぁ~感謝です(笑)そうそう、お中元にはアレがいいですね。警察か検察がお届けしてくれそうです。