余命ブログを読み慣れていない方へ、理解しやすい読み方の順序(タイトル右下の「目次へ移動」から「余命まとめ目次」もご参照ください)
①日本再生計画(計画の概要)  ②敵を分散&個別撃破せよ(対処フロー)  ③以降は興味のある記事からどうぞ

有事の最低限度(有事とは人の命がかかった実戦です)
有事・要警戒リスト ・有事の身分証明は必須 ・武力攻撃やテロなどから身を守るために  おまけ 護身特集

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2017年7月25日火曜日

朝鮮半島情勢、報道以上に緊迫している可能性あり


 朝鮮半島情勢、そろそろ動く可能性が出てきましたね。他の情報と組み合わせて余命ブログの行間を読むと、報道以上に緊迫しているようにも読み取れます。
 昨年7月は南シナ海問題に関する国際仲裁裁判所の裁定を巡り、米中関係が緊迫しました。中国の決断次第では開戦もあり得たと思われるほどです。今夏は米朝関係が緊迫。シナリオはできている様子。後は関係各国の決断次第。
 今になってみれば、昨夏の米中緊迫はいい予行演習になったと思います。分析実例、開戦前提の備え、心の準備...



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添付資料一覧

一部引用

・「1782 2017/7/24アラカルト」、余命ブログ、2017.7.25記事
・「1780 2017/07/23アラカルト③」、余命ブログ、2017.7.24記事


リンクのみ

在韓米陸軍の司令部新庁舎が開館、平沢市に在韓米軍の陸海空軍が集結しつつある(逃げられる体制) 2017.7.12
朝鮮半島情勢、北朝鮮ICBM実験関連リンク集、2017.7.4~7.5
開戦シグナルに関する一考察、米中戦の例 2017.6.8
【信濃雑感】 気になる記事、第三次世界大戦近し? 2016.5.31
…地政学的な観点から、第三次世界大戦の開戦前夜、開戦後、終戦後(講和交渉)でどんな動きが起きるか、ごく簡単に「妄想」してみました。資料ではなく「読み物」として、よろしければお読みください。各国の情勢を眺めながら話のネタにしていただければ幸いです。

日本再生計画(計画の概要)  ←読み慣れていない方へオススメ①
敵を分散&個別撃破せよ(対処フロー)  ←読み慣れていない方へオススメ②

有事・要警戒リスト、近所の方はご注意を 2016.2.24
有事の身分証明は必須、余命さんメッセージ他 2016.2.25
武力攻撃やテロなどから身を守るために、内閣官房・国民保護ポータルサイト 2016.3.6

護身特集(複数手段を用意し、使い分けてください) 2016.4.7
有事対応、短編記事リンク集(有事とは人の命がかかった実戦です) 2016.3.13
有事関連、おさらいリンク集 2016.6.9 (←長文記事あり)

※2017.7.26追記、北朝鮮といえばサイバー攻撃もあり
情報戦への対処に関する一考察 2016.6.27
?なブログリスト(閲覧は読者さんの自由ですが) 2016.3.16
ブラクラチェッカー(webサイトの危険性を閲覧前に確認) 2016.3.19
サイバー攻撃対策(ウイルス対策)、有事には個人パソコンも他人事ではない 2016.6.10
(追記以上)



以下、引用文

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1782 2017/7/24アラカルト」、余命ブログ、2017.7.25記事

(前略)
読者さん投稿

 前回の投稿内容でご面倒をお掛けし、大変申し訳ありません。投稿しつつ、元の情報を辿ってみたのですが、どうもよく判りませんでした。継続して調査しております。何故か情報が少ない。少なすぎる。
 1780にて、おお、久々に、そして遂に、中立宣言の文字が。4月26日に、1626にコメントを投稿しましたが、中立宣言に関するモノでした。残念ながら掲載保留ですが、頭の片隅には、時期尚早との理由で採用見送り、の可能性も想定しておりました。
 時を経て7月になり、今の情勢に鑑み、漸くこの情報が解禁になった、のだとしたら、恐らく、その日、は近いのでしょう。北が南のみに暴発、朝鮮半島内乱内戦勃発、翌日ソウル消失消滅した頃にシナ軍事介入で日本は中立宣言(ロシアには、参戦をしばし我慢して貰うw終末期、核武装解除ぐらいで連合軍として参加か?)、在韓米軍は既に撤退済み、在日米軍は日本の防衛に専念、が、かなり現実的になっているものと想像します。
 本丸シナ抑圧作戦と並行して、アメリカも同意する在日殲滅(或いは身柄拘束強制送還)メディア殲滅作戦(これは例外無く殲滅)は、これが本筋なのだろう、と、軍事作戦については素人でよく判ってませんが私なりの結論に。
 総員の武運長久を靖国で祈って来ます。

.....その時は突然やってきたというような話になるんだろうな。材料はそろっているので煮て食うか焼いて食うかの段階に入っている。日米ともに8月10日過ぎが都合がいいようだから、もうちょいだね。27日が陸自総火演なので動きがあるとすればその間か?
 10日までに懇親会が2回あるのだが、なにしろ現在進行形だからね。記事にするには制約があるのだ。
(引用以上)



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1780 2017/07/23アラカルト③」、余命ブログ、2017.7.24記事

(前略)
読者さん投稿

 余命様、余命スタッフ様、いつもありがとうございます。

>ハードランディングは討ち漏らしと地下へ潜る可能性が高いので、
>これからも法と外圧を駆使した安全確実な駆逐作戦をとることになるだろう。

 過去ログには、日中戦争、日韓戦争、朝鮮戦争について書かれておられましたが、今の状況では、会談を提起した週末に会談ができるくらい北朝鮮と親密に思われる韓国のムンジェインは、米軍の攻撃に北朝鮮を支援するのではないかと思います。
 となると、結局、日米同盟で発生する日韓戦争と考えればよいのでしょうか?でも、それがどういう形であれ、コソボ・クリミア方式は実行されると予測されているのですよね。

.....過去ログではいろいろなケースで考察しているが、どのパターンも最優先事項はメディアの殲滅と在日の駆逐である。もうこれは隠しようのないレベルまで来ている。
 最近、在日朝鮮人の反日活動への嫌韓、憎悪感が大きくなり、日韓戦争が巷間、話題となっているが、これについては可能性が低いと思っている。
 少なくとも有史数千年の中で朝鮮半島が隷属状態でなかった時代があっただろうか?歴史のねつ造を国策としている国家の存続年数さえ、たったの50年程度にすぎないのである。過去ログ「兵の強弱と全滅の定義」の中でふれているが、民族性は簡単に変えられるものではない。
 現在、治安関係筋の対外軍事懇談会で話題となるのは中立宣言の模索と難民問題である。有事における対応はメデイア殲滅、南北朝鮮人の隔離、収容であり、中立の宣言である。
 朝鮮半島有事ならば、前回の戦訓から北朝鮮は1日でソウルを壊滅させ一気に南進するだろう。韓国海空軍は全滅するが、その一部は日本に逃げ込み武装解除となる。まあ、何も考えなければ1週間でこのパターンだろう。日本は韓国を助けないよ。
(引用以上)



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【北ミサイル】北朝鮮近くミサイル発射か 27日にも、北西部に車両 日米当局が監視強化 産経ニュース、2017.7.25 12:45更新

 米CNNテレビは24日、米国防当局者の話として、北朝鮮北西部の亀城市に弾道ミサイル発射に必要な機材を積んだ車両が到着したことが確認されたと報じた。日本政府関係者は、北朝鮮が朝鮮戦争休戦協定締結から64年となる27日に合わせてミサイルを発射する可能性があると述べた。日米の防衛当局が監視を強化している。
 北朝鮮は米独立記念日の4日に亀城市から大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」を初めて発射。立ち会った金正恩朝鮮労働党委員長は「(米国に)今後も大小の贈り物を度々送り付けてやろう」と述べ、ミサイル発射を続ける意向を示していた。
 CNNによると、車両到着が確認されたのは21日。当局者はこうした機材が確認された後、6日以内のミサイル発射があり得ると指摘した。
(引用以上)



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韓国など海外原発事故の検知強化へ規制委、長崎や沖縄に装置 産経ニュース、2017.7.24 08:57更新

 原子力規制委員会が、韓国や台湾など、海外の原発で事故が起きた際の放射性物質拡散情報の検知体制強化に乗り出すことが分かった。日本国内で、韓国と台湾に近い離島である長崎県の対馬(対馬市上対馬町)と、沖縄県の与那国島(与那国町)に新たに放射線監視装置(モニタリングポスト)を設置し、平成29年度内に運用を開始する。
 韓国と台湾はいずれも複数の原発保有国で、事故時には日本国内への放射性物質の飛来が懸念されている。対馬のモニタリングポストは韓国南部の古里原発から約70キロの距離で、約130キロの九州電力玄海原発(佐賀県)より近い。与那国島と、台湾北部の第4原発との距離は約130キロ。
 規制委によると、モニタリングポストの新設場所は、対馬は縦に長いため、北端の航空自衛隊の海栗島分屯基地の敷地内。与那国島は、島内に設置する。
 規制委は放射線監視体制の強化を進めており、モニタリングポストの増設もその一環。
(引用以上)



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【北ミサイル】韓国、北のICBM認定に反対 日米韓声明、中露名指しにも難色 産経ニュース、2017.7.23 05:00
 ドイツ・ハンブルクで6日に行われた日米韓首脳会談後に発表した共同声明をめぐり、北朝鮮が4日に発射したミサイルについて「大陸間弾道ミサイル(ICBM)」との表現で明記する方針に、韓国政府が反対していたことが22日、分かった。加えて中露両国を名指しして北朝鮮に核・ミサイル計画の停止など圧力をかけるよう求めることにも難色を示した。
 日米両国が北朝鮮に対する国際的圧力の強化を図る中、文在寅(ムンジェイン)政権の「対北融和」姿勢が一段と鮮明になった。(後略)
(引用以上)



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【ワシントン=黒瀬悦成】米CNNテレビは20日、複数の米国防当局者の話として、北朝鮮が潜水艦を自国から約100キロ離れた日本海で、48時間連続で航行させていると伝えた。CNNは艦種について「ロメオ級潜水艦」(排水量約1800トン)としているが、ジョンズ・ホプキンス大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は同日、北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)搭載用として新たに開発した「新浦(シンポ)級潜水艦」との可能性があるとの見方を明らかにした。
 北朝鮮の潜水艦がこれほど長時間にわたって自国から離れて航行するのは極めて異例。同サイトはSLBM「北極星1号」(KN-11)またはその発展型の発射実験の準備である可能性があると分析している。
 同サイトが6月30日に撮影された商業衛星写真を解析したところ、新浦南造船所では同潜水艦と潜水式のミサイル発射実験用はしけの停泊位置が変わっていた。また、潜水艦の艦橋付近に置かれていた機器が撤去されており、何らかの修理または改修作業が完了したことを示すとしている。
 新浦級はディーゼル機関と電動機による通常動力型の潜水艦で推定排水量は1500~2千トン。ロシアから購入した旧ソ連製のゴルフ級潜水艦を参考に開発したとみられている。
(引用以上)



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改訂履歴
※2017.7.26、リンク追加、「添付資料一覧」欄
※2017.7.25、新規作成

16 件のコメント:

  1. CatmouseTailです。
    8月10日、パレルモ条約発効。国連常任理事会と条約加盟国へのテロリスト・テロ組織の通達開始・・・日本共産党、民進党、主要メディア、朝鮮総連、民団、翁長県知事、川崎デモ関連、日弁連と各地弁護士会、全国青年司法書士協議会、・・・などがリスト化され、通告されるんでしょうね。
    これらすべて朝鮮人絡みで、もはや自浄など望むべくもない。今の日本国内でのこれら勢力の発狂状態と南北朝鮮の発狂状態は共鳴しているように見えます。支那は全方位膨張の欲望を止めることができず日米印豪との緊張を避けるべく地政的に脆弱な朝鮮半島にそのエネルギーが向かうのではないのでしょうか?欧州は支那と繋がるドイツが叛旗を翻すかもしれませんね。どうやら地球規模で色分けができ始めたように思います。
    と、ここまで書いてみて、まとまりがない駄文になってしまいましたw

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    1. 中露を交えた地球規模の色分け・・・今のところ引き金は北朝鮮の可能性が高いですが、どこが引き金を引くにせよ、中東(イラン、シリア、トルコ等)も含めてゴタゴタする可能性はありますね。イランなんかは、ミサイル開発で北朝鮮と繋がってるみたいですし。
      不謹慎かもしれませんが、妄想を始めると次から次に妄想が出てくるもんですね。

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  2. 北朝鮮は本当に不思議な国ですよねぇ。日本から技術者をどのくらい持って行ってるんでしょうか。拉致なのか、総連主催の勉強会なのか、なんなのか名目はわかりませんが。半島と中国と、仲良くドンパチするんですかね。

    また伏見顕正が発狂してますね。今回のターゲットのブログ主は、訴えると言ってますが、伏見の本名がわからないと難しいですよね。

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    1. 北朝鮮は人さらいなんて平気な国ですからね。ハニートラップとか、買収とか、金を使ってデータコピーを遅らせるとか、当たり前のようにやってるでしょうね。
      中国はどうなるでしょうね~。いろいろ妄想はしてみるんですが、パターンがいろいろ考えられるので何とも言えないです。
      伏見の件は告訴状を作る気になればそれなりに作れるでしょう。事情を詳しく調べていないので、これ以上のコメントは控えます。

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  3. CatmouseTailです。
    「大和心への回帰」ブログが削除されていますね。
    また攻撃でも受けたのかもしれません。
    ご存知かもしれませんけど、例の「波羅」という方からの余命誹謗の書き込みがあってから・・・・

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    返信
    1. 大和心さんですが、
      ttp://yamatonococoro.seesaa.net/
      で見られるので、アドレス移行中なのかも知れません。

      削除
    2. CatmouseTailです。
      このようなツイートも上がっております。事前のアドレス移行の告知もされてはいませんでしたね。ブラウザの問題かと思い、FireFoxやChromeでも試したのですが、ゾンビサイトになっておりますね。
      --------------------------------
      https://twitter.com/nakanaka66/status/892517240871862272

      習近平は木偶の坊 なかなか66‏ @nakanaka66

      保守ブログの #大和心への回帰 が昨日から読めなくなっています。私のPCだけなら良いのですが、どなたかご存知ありませんか?ここは、以前も攻撃にあって閉鎖されたことがあり、とても心配です。
      15:47 - 2017年8月1日
      -------------------------------------
      https://twitter.com/officewind/status/892374889960570882

      office-wind‏ @officewind

      #大和心への回帰 保守ブログ強制削除? http://yamatonococoro.seesaa.net/
      6:22 - 2017年8月1日

      削除
    3. 情報ありがとうございます。
      私も確認してみたのですが、トップページのみ読めて個別記事は表示されない状態でした。(404 file not found)
      御身に何事もなければ良いのですが・・・

      削除
    4. ドメイン部分?を
      ttp://www.yamatonococoro.com/article/452283062.html
      から
      ttp://yamatonococoro.seesaa.net/article/452283062.html
      にしてみると見られます。
      www.yamatonococoro.com
      に変更しようと思われているのかも・・・

      削除
    5. 更新がありました。一安心。
      ttp://yamatonococoro.seesaa.net/article/452364661.html

      削除
    6. CatmouseTailです。
      ブログ主様ご本人の投稿を確認しました。
      -----------------------------------
      192.お知らせ
      2017年08月02日
      突然、事前のお知らせもなくアクセス不能になった事をお詫び申し上げます。 独自ドメイン取得によるものですが、処理に時間を要しているようです。現在のところ、発信できる時期は定かではありませんが、おそらく今から一日以内とおもわれます。 お手数ですが、以下のURLに時々アクセスしていただければと思います。 www.yamatonococoro.com

      削除
    7. CatmouseTailです。
      先ほど(8月3日15時)、正常復帰を確認できましたw

      削除
    8. 当方でも正常復帰を確認しました。

      いろいろと情報ありがとうございました。
      私も助かりましたし、読者さんも助かったことと思います。

      削除
  4. やっとこさ「日本後記」(講談社学術文庫の三巻本、平安初期を扱った第三の国史)読み終えました。
    ……大部分散逸していたのを項目ごとの再編集などの歴史資料から、パズルのように復元したそうで、大変な労作だったようですがその価値はあるようです。同じ学術文庫で「日本書紀」(上下巻の現代語訳)なども出ていますが、今回はそれに次ぐ「当たり」のようでした。
    ……たとえば「毛人(えみし)」や「入鹿」という人名が普通に出てくることからも、一部の浅学な歴史作家が言うような「蘇我蝦夷・入鹿は罰として死後に改名された」といった愚説が出鱈目だと理解されます。悪意ある歴史捏造に対抗するための資料として、今回の「現代語訳」資料は非常に役立つ良い仕事だと思います(世の中には立派な学者もいるようです♪)。
    そして同じような日常行事や人事記録で読み疲れつつも、歴史書としての内容的には「続日本紀」(第二)や「続日本後記」(第四)より事件や人物伝(死去の際の簡略な評伝)が充実している様子。

    日本の「(政治や人間関係での)伝統的な道徳観」が育まれていく様が具体的に描かれていて、現代日本にまで通じるものがありますし、忘れていたものを思い出させてくれるかもしれません。
    どうやら一時期は遷都や災害で経済難にも陥ったようで、天皇みずから質素にして「徳を収め」て神仏に祈り、息子たちを臣籍に下して日本の国家に奉仕されようとまで言い、その模範と国を思う天皇の心情に感動した臣下たちが「俸禄削減」を自ら願い出るような出来事もあったようです(逆に妃たちなどからは不満が出て、夫の天皇に三行半を突き付けたりw)。
    ……他にも「亡父を弔う後家を憐れみ顕彰した」だの「妾を殺した男に死刑判決」だの、日本は男尊女卑文化と言われつつも、韓国などに比べると女性の地位が高く大切に扱われていたように見受けられます。
    中国の思想書・歴史書などの書籍が広く学ばれていたようで(ヨーロッパ人にとっての古代ローマ古典のように、日本人の血肉と化したのでしょう)、しばしば比喩として古代中国の聖天子などの事例が比喩に扱われます(老荘思想の影響があると言われる「続日本後記」では「易経」の言葉が何度か箴言として言及されていたりもしますし、こちらの「日本後記」でも「中孚」という易の用語が一か所出てきます)。

    また仏教がモラルとしてだけでなく「国家鎮護の呪術」として「八百万の神への尊崇」と混交していて、日本的な理解が深まっていく様子も描かれています(前後の国史とも共通する話題です)。
    仏教は各学派で様々な学派があって、不人気な学派が衰退しそうになり、そこで天皇の説諭が実に日本的です(「各学派は説く内容が違っていても『一つの真理』のためのものなのだから、各学派がそれぞれ存続できるようにし、お互いに協力して末長く支えあいなさい」という「和」の思想が説かれています)
    ……それから「稲荷信仰」の記述が一行出ていましたが、これは密教がらみで元はインドではジャッカル(シバ神の妃の手下)だったそうですが、平安初期にはすでに「稲荷」日本に移入されていた様子。当時は狩猟なども割と普通だったようで「日本人が肉食忌避する」より前の時代のようです。

    現在の我々日本人保守派・愛国者が戦っている敵は狂人と犯罪者の暗黒集団ですから、どこかで精神を養わないとこちらまでが気が狂ってしまいます。ちなみに現在に私が中国古典をあまり読む気が起きないのは、中国古典や中国人が嫌いなのでは全くなく、シナ共産党の悪行と日本の中国学者(及び親中派の文人など)の「士人としての責任忌避的な態度」に嫌気がさしているからです。
    まあ「感想文」みたいなものですが、気晴らしの雑談までにコメントさせてもらいました(次はエロ小説でも読みたいとは思いつつw)。

    返信削除
  5. 補足として幾つか。
    記録に「渤海」の事も出ていましたが、体裁だけは「臣従」を繕いつつ、王の代替わりの直後には「本音(同格の独立国だ!)」が出て日本の朝廷から叱責されたりしたようです。下巻で「あいつら(渤海国使)の本質はただの商人」と大臣?が喝破してたり(笑)。
    ちなみに新羅は白村江の戦い(日本書紀)以来、日本に「対等の独立国」としての待遇を求めて却下され続けていたもよう。「(新羅が)無礼な態度を改めたら(ちゃんと日本への朝貢の態度をとったら)客としてもてなせ」みたいなことを、天皇だったか大臣だったかが言ってたりします。
    中国の歴史書でも朝鮮半島諸国は倭(古代日本)を大国として敬っていたとちゃんと書いてあるのです(そちらは岩波文庫で出てますよ)。新羅の帰化人が日本国内で反乱を起こした、ですとか。
    一昔前の交通未発達の時代には「適当」で済んでいても、今の時代には簡単に海を越えられるので、スタンスの修正が求められるのかもしれません。

    それから東北などの蝦夷は日本各地に移住したりしておりまして(そのまま土着化、最初は朝廷から引っ越しで特別保護されていても自ら「日本に忠誠を誓って他の人たちと同じように労役や納税をさせてください」と進んで申し出たりもしていて、けっこう健気です♪ ……外来者の特権を延々と悪用した在日とはえらい違いですねw)、ゆえに現在の東北だのの人たちと関東・関西などの人たちは実はしばしば「血族(姻族や遠い親戚)」でもあることも付け加えておきましょう。……もとから日本各地の人々(沖縄や北海道のアイヌ人を含む)の遺伝子ベースとなった「縄文人」の子孫という意味では最初から日本人は「同族」なのですが、古代期にも相互に混血していたことは再度に指摘しておくべきです。
    よくある「資料隠し」は歴史改竄・改悪のための手段ですが(それでどれだけ日本と日本人が辛酸を舐め、精神的な亡国危機に陥ったことか!)、それらの悪意に対抗するうえではこの手の国学者たちの活躍は有意義だと思われます(もちろん安易な国粋至上主義になることなく、冷静に長短を思量して自己を見つめなおすような態度も必要でしょうけれども)。

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    1. 返信が遅れてしまいました。
      原典をきちんと読み込んでおられることが文面から伝わってきます。原典を読み込んで要点を抜き出す作業は大変なことだと思います。そうやって身につけた教養は、意識せずとも必ず活きてくると思いますよ。

      (図らずしも?)皇室が中心となって伝統的な道徳観が形成されてきたこと、北海道から沖縄まで日本人は同族であること、よく分かりました。真面目に資料をまとめたり復元したりする学者さんが古代から現代まで連綿と存在するということは、日本の素晴らしい点だと思います。しょーもない学者もいますが、真面目な学者さんには敬意です。

      以前お勧めいただいた「日本後紀」、時間の都合でまだ読んでいませんでしたが、暇を見つけて読んでみたいと思います。

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