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2017年7月12日水曜日

在韓米陸軍の司令部新庁舎が開館、平沢市に在韓米軍の陸海空軍が集結しつつある(逃げられる体制)


 少しずつ条件が揃ってきましたね。
 平沢市には在韓米軍の烏山空軍基地の他、在韓米軍の軍港もあるようです。朝鮮半島有事が起きた場合、在韓米軍とその家族にとっては、空路、海路で比較的容易に逃げられる体制ができましたね。



 在韓米軍を代表する陸軍第8軍司令部のソウル南方、京畿道平沢への移転がほぼ完了し、平沢のキャンプ・ハンフリーで11日、同司令部新庁舎の開館式が行われた。聯合ニュースによると、第8軍のバンダル司令官はあいさつで「生活の質や防護水準が上がり、戦闘準備態勢も向上する」と述べた。
 盧武鉉政権が2003年に米側と合意した在韓米軍の各部隊を平沢に移転・集約する再編計画の一環。第8軍はソウル中心部の竜山基地から移転した。韓国国防省によると、来年中にも在韓米軍の大部分の移転が完了する予定。
 バンダル氏は11日、記者会見し、反対派も多い米軍の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備を巡る質問に「THAADは韓国南部を(北朝鮮のミサイルから)守るもので、ここには約1千万人の韓国国民も含まれる」と強調した。(共同)
(引用以上)



wikipedia-米陸軍第8軍

 第8軍(だいはちぐん、U.S. Eighth Army)は、アメリカ陸軍の部隊の一つである。朝鮮戦争以降、韓国に駐留している。2016年11月現在の司令官は、トーマス・S・ヴァンダル中将(Thomas S. Vandal)。

概要

 軍司令部はソウル特別市竜山(ヨンサン)基地に駐在する(信濃注:2017.7.11、平沢市にあるキャンプ・ハンフリーで司令部新庁舎の開館式。上記の産経ニュース報道)。司令官は米韓連合軍司令部参謀長を兼任する。主力部隊はソウル南方の平沢に配備された第2歩兵師団である。
 2014年現在では在韓米軍の改編が進行中であり、司令部が駐在する竜山基地も韓国への返還が決定している。
 また、2015年12月には韓国側へ戦時作戦統制権を移管予定であったのに伴い、第8軍司令部はハワイにあるアメリカ太平洋陸軍司令部に統合も検討されていたが、戦時作戦統制権移管は2020年代半ばまで延期することを米韓は2014年に合意した[1]。

(引用以上)



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添付資料一覧

一部引用

wikipedia-在韓米軍
wikipedia-京畿道
wikipedia-全羅北道
wikipedia-平沢市(京畿道)

リンクのみ

朝鮮半島情勢、北朝鮮ICBM実験関連リンク集、2017.7.4~7.5

日本再生計画(計画の概要)  ←読み慣れていない方へオススメ①
敵を分散&個別撃破せよ(対処フロー)  ←読み慣れていない方へオススメ②

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米中冷戦における日本(第1回記事、序論) (余命ブログ以外の分析)
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米中冷戦における日本(第3回記事、中華文明が進歩しない理由)
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…地政学的な観点から、第三次世界大戦の開戦前夜、開戦後、終戦後(講和交渉)でどんな動きが起きるか、ごく簡単に「妄想」してみました。資料ではなく「読み物」として、よろしければお読みください。各国の情勢を眺めながら話のネタにしていただければ幸いです。



以下、添付資料

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wikipedia-在韓米軍

 在韓米軍とは、大韓民国に駐在しているアメリカ軍の陸・海・空軍部隊の総称である。朝鮮戦争の際に国連軍主力部隊として派遣され、戦後に引き続き駐在している。ニクソン、カーター時代から削減が始まり、90年代より世界的な米軍再編により、段階的に削減されている。
 ジョージ・W・ブッシュ政権は在韓米軍の兵力の一部をイラク戦争に投入した。
 2010年5月に再編後も約28,500人規模の兵力を維持することが決定されている。内訳は、陸軍20,000人、空軍8,000人、海軍300人、海兵隊100人、特殊作戦軍100人。スローガンは『fight tonight(その準備はできた)』である。
 2016年7月には東豆川に駐屯していた第2歩兵師団部隊が、平沢のキャンプ・ハンフリーに移転を開始し、今後龍山基地にある在韓米軍司令部もキャンプ・ハンフリーに移転予定となっている[1]。なお第210火力旅団は東豆川に残留する。

主要部隊

・陸軍 第8軍
・空軍 第7空軍
・海軍 第7艦隊の韓国派遣部隊

基地 >> 主要基地

龍山基地ソウル特別市龍山区) Camp Coiner, Camp Kim, Yongsan Garrison
 在韓米陸軍、在韓米海軍、在韓米海兵隊、在韓米特殊作戦コマンドの司令部が所在する。返還が決定しているが、朝鮮半島の緊張が高まるたびに再三延期されてきた。ハンフリーズ基地への移転が開始されている。

・京畿道議政府市 Camp Red Cloud ,Camp Stanley
 陸軍基地。主力実戦部隊である第2歩兵師団の司令部が所在する。東豆川市の駐留部隊を傘下に持つ。軍事境界線 (朝鮮半島)とソウル特別市の中間にあり首都防衛を担う。ハンフリーズ基地への移転が開始されている。

 第2歩兵師団戦闘航空旅団ほかが駐留している。

烏山空軍基地(京畿道平沢市) Osan Air Base
 在韓米空軍の司令部や第51戦闘航空団が所在する。ハンフリーズ基地と互いに隣接する。

群山空軍基地全羅北道群山市) Kunsan Air Base
 第8戦闘航空団が駐留している。

(引用以上)



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wikipedia-京畿道

信濃注:緑色部分の中央右にあるグレー部分がソウル、中央左にあるグレー部分(島嶼部含む)が仁川。(以上)

信濃注:京畿道全図(橙色枠)。中央グレー部分の右側がソウル、左側が仁川(島嶼部含む)が仁川。在韓米軍のハンフリーズ基地、烏山空軍基地、在韓米軍軍港のある平沢市は南端部。在韓米軍第2歩兵師団司令部のある議政府市はソウル北側に隣接。(以上)

(引用以上)



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wikipedia-全羅北道

信濃注:群山空軍基地のある全羅北道は、ソウルのある京畿道の遥か南。(以上)



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wikipedia-平沢市(京畿道)

 平沢市(ピョンテクし)は大韓民国京畿道南部にある市。新興の港湾都市であり、韓国海軍第2艦隊及び在韓米軍の軍港がある。

信濃注:京畿道全図。平沢市(緑色部分)は京畿道の南端部。(以上)

施設

・平沢地方海洋港湾庁(国土海洋部

(引用以上)



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改訂履歴
※2017.7.12、新規作成

2 件のコメント:

  1. CatmouseTailです。
    レコードチャイナにこんな記事が上がってますね。
    『中国、二重国籍者の入国管理を厳格化=検閲官が大学授業監督も―北朝鮮有事に備え?』
    http://www.recordchina.co.jp/b173388-s136-c10.html

    2017年7月11日、日中関係筋によると、中国は7月1日付で、遼寧、吉林両省の空港などの入国管理で、中国と他国の二重国籍者に対して、両方の国籍のパスポート提出が義務付けることになった。違反者には、即時に中国国籍が抹消される厳しい措置が取られ、波紋を呼んでいる。

    一方、7月から遼寧省大連市などの大学で、中央から派遣された検閲官が授業を監督する措置が取られることになった。

    遼寧、吉林両省は北朝鮮に接しており、「今秋の共産党大会を控え、北朝鮮有事の場合の臨戦体制構築の動きではないか」と同筋は分析している。

    2つのパスポート提出の義務化に大きな影響を受けるのは仕事などの関係で外国籍を取得した一般の中国人移民。特に米国籍を持っている米在住の中国人は、中国に帰国する際は注意すべきだとの懸念も広がっている。中国国籍を失うことになれば、中国人としてのメリットが失われることになる。

    検閲官が授業を監督する措置については、特に日本、米国出身者など外国人教授による授業が対象となるという。

    一方、遼寧、吉林両省の北朝鮮国境地帯に人民解放軍の部隊が移動しているとの情報もある。(八牧浩行)

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    1. 重要情報ありがとうございます。
      二重国籍者の件は内通者(スパイ)対策、軍部隊移動の件は瀋陽軍区対策と難民対策を兼ねてでしょうか。軍部隊の移動があることから、有事の備えという点は間違いなさそうですね。
      また情報がありましたらよろしくお願いします。

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